青い恋 (ページ20)

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昼休みに事件は起こった。

『あちゃーまたやっちゃったか…』

目の前にあるのは青色のお弁当箱。
私が使ってるお弁当箱は、黄色のやつ。

mg「あ、スンチョリヒョンのじゃん」
『朝急いでたからなー』

オッパとお弁当が入れ替わってしまってるみたいだ。

『ま、いっか』
mg「いやよくないでしょ」
『えー』

仕方ない。オッパの教室に行くか。こっち来られても面倒だし。

mh「Aついていこうか？」
『いやいいよ。すぐ戻って来るー』

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『…いないなー』

オッパがいる３年２組に来たものの、やつが見当たらない。もしかしてすれ違いになっちゃったかな。

yn「あ、Aちゃん」
『ユナ先輩！』

キョロキョロしていたら、ユナ先輩が声をかけてくれた。
ユナ先輩はオッパの生徒会仲間で、いつも私のことを可愛がってくれている。

『先輩、オッパ見ませんでした？』
yn「ああ、スンチョルなら１組にいると思うよ！ジョシュア君とかと一緒にご飯食べてるはず！」
『ありがとうございます！』

なるほど。１組か。
いや分かってたけどね？いつもジョシュア先輩と2人でいるし。そうじゃないといいなーって思ったんだけどな！

jh「あれAじゃん」

なぜならこいつがいるから。