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んー…ん?ここは?

『ああ電車か』

私は気づくといつもの満員電車に乗っていた。

前の人、距離近いなー。

ってちょっと待って!?


『イェジュン…!?』


間違いない。目の前にいるのはあのイェジュンだ。マスクしてるけど、見間違えるわけがない。
あの天才俳優イェジュンが目の前にいる…!!

『あ、あの!』

こんなチャンス、二度とない!と思って、声をかけてみる。

『イェジュンさん…ですよね!?いつもドラマ見てます…ファ、ファンです…!』

えーなんでこんなとこにいるんだろう!?ああかっこよくて顔が見れない…
どうしよう生きててよかった…!!

「A、顔あげて」

そうそうこの声!カッコ良すぎるんだよお〜〜〜!!

あれ?なんで私の名前知ってるんだ?


そう思って顔を上げると

jh「ほら、もっと近くで可愛い顔を見せて」
『!?!?』









『なんでユンジョンハンがっ!?!?……ってあれ』

見慣れた天井と、隣にはセイウチのぬいぐるみ。

『なんだ夢か…』

いやいやいや!!なんだあの夢!悪夢すぎる!!これもユンジョンハンの呪いか!?

…てか普通に考えてイェジュンがこんなとこにいるわけないしね。
疲れてるんだろうな…

そんなことを考えながらリビングに向かう。

Sc「Aおはよう。なんかうなされてたけど大丈夫?」
『怖い夢見た』
Sc「おおかわいそうに…オッパと寝るか?」
『妹離れしろ18歳!』

両親はいつも早くに出勤するので、朝はいつも2人だ。
テレビを見ながら、ご飯を食べる。韓国の辛い料理はなかなか私の口に合わず、いつも納豆と卵焼きを食べている。ビバ・甘党。

Sc「じゃあ俺先行くな」

こいつは曲がりなりにも生徒会長なので、朝は早く行かなければいけない。かわいそうに。

Sc「自転車乗る時は車に気をつけろよ。電車も余裕もって見とくんだぞ。知らない人に声かけられても無視しろよ、最悪俺が行くから…」
『はいはいはいはい分かったから行ってらっしゃい!!』

全く、本当にいつになったらあいつのシスコンは治るんだか。世間一般的に見てそこまで可愛くない私に対してああなれるんだから、逆に尊敬するレベル。人前では本当にやめてほしいけど。


私もそろそろ準備して行くか…あ、占い見なきゃ。

《本日の一位は、牡牛座のあなた!!想い人と急接近できちゃうかも!?ラッキーカラーはピンク♡》


ジョシュア先輩と急接近…だと!?早く学校行かなきゃ!!

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作者名:yo | 作成日時:2023年12月8日 1時

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