紅一点がーるの退所事情。2

退所80 ページ43

Yourside








いきなり本人の所に行くのもアレなので、









電話をかけることにした。









＿＿＿に連絡すべく、









テーブルに置いていたスマホに手を伸ばす。









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それと同じタイミングで、









着信音が部屋に響いた。









ディスプレイに表示された、









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『柊真』の文字。









それだけで、思わず口角が上がってしまう。









綻ぶ口元を廉に見られないよう隠しながら、電話に出た。









金「大吾が！









目、覚ましたって！」









耳がキーンとする柊真の声。









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声色から、電話越しに









満面の笑みを浮かべる柊真の様子が目に浮かぶ。









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永「何？誰？」









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隣を見ると、頭に？を浮かべる廉。









大吾が目を覚ましたことを伝えると、









「まじぽんっ！？」なんて言って、









いつもの笑顔を見せた。

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