紅一点がーるの退所事情。2

退所79 ページ42

＿＿そこで、目が覚めた。









真っ白な天井と、部屋に響く









一定の電子音。









状況が飲み込めず、









とりあえず、起き上がろうと、









頭を浮かせる。









と、激しい頭痛に襲われる。









西「………った、」









痛みをこらえながらも









なんとか起き上がる。









.









.









周りを見回すと、時計が目に入る。









西「え、俺、どんだけ寝ててん」









丁度12:00。









ぼーっとしていると、ガラガラッと音をたてて









扉が開いた。









看「西畑さん！」









静かな病院だから、俺の声が聞こえたのか









看護師さんが駆け込んできた。









看「今、先生呼びますね。」









どこかぼーっとしていた俺は、









こくん、と1つ頷いた。

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