青城で雑愛されていたマネが白鳥沢にスカウトされましたIII【HQ!!】

提案。 ページ2

.






「ただやるだけじゃつまんないからさ！！


罰ゲームとかしようよ！！！」









「テメェ他の学校巻き込んどいて何ほざいてやがるクソ川ァ！！！」








「岩ちゃんイタイ！！！」








うへぺろをしつつ言い放った徹さんに、岩泉さんが回し蹴りを食らわせる。
うわぁ、あれ鳩尾…！！！







それでも、徹さんはくじけなかった。








「もちろん！参加するやつだけね！


…つまり、俺と名前ちゃんと、夜久くんと西谷くん！


どうっ、どう？！」









徹さんは、キラキラとした笑顔でリベロ組に言い寄ってくる。
これは…自分が負けるわけないって思ってるやつだ…。








『…どうします？』







「…まぁ、内容によってはいいんじゃねぇか？内容によってはだけど。」








「いいじゃねぇか！罰ゲーム！！！しようぜ！！！」








『西谷ぁ…』









この話あいを肯定ととったのか、徹さんが意気揚々と解説をはじめた。









「じゃあ…ドベの奴に罰ゲームね！決定！




まず、西谷くんがドベだったら…うぅん…。激辛ラーメン早食い！
夜久くんがドベだったら、ガチ女装ね☆」









「「はぁ？！」」








『う、うわぁ…』








徹さんの性格の悪さが浮き彫りになる…。
こればえぐい。









「それから名前ちゃん！」







『…なんでそんなににやにやしてるんですか徹さん…』








「ふふんっ！名前ちゃんがドベだったら…俺とデートしよ☆」








…




………





………………








『は』







「「「「はぁ？！」」」







徹さんの爆弾発言。
いや、なんで？！







「そんなの、ダメに決まってる。」






「及川さん…かんっぺきにそれがやりたいだけですね、サイテーです。」






「クソ川さん歯ぁ食いしばってください。」







上から、賢二郎、国見くん、ゆうりちゃんが対抗した。
なかなか不思議なメンツだなぁ…







『いいですよ！』






「はぁ？！お前何言ってんの？！」








血相を変えた賢二郎の肩を揺さぶられる。
なぜ。








『えっ、賢二郎なに怒ってんの？！


…だってさ、私ら絶対負けないじゃんか！』








負けないしね、絶対。
だから大丈夫でしょ。







「…っ！…おまえ、それずるいだろ。」









『ずるくないよ。



…徹さん！その代わり、私たち3人で合計10本以上拾ったら…豆乳クッキー奢ってくださいね！』









「もちろん☆」

ご褒美を君に。→←プライド。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す