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Aizawa side.
「ところでよぉ、イレイザーヘッド。」
「…なんだよマイク、改まって。」
「お前のお気に入りリスナー…水野A、ぶっちゃけ今どうなってんだ？」
「…、見りゃわかるだろ。あの通りだよ。」
第2回戦の試合が全て終わり、水野の試合が始まっていた。
内容は、第2回戦で負けたやつ全員と戦い勝利すること。
ちなみに、負けたやつは水野に勝てばそのまま勝ち抜け扱いとなる…特別ルールと言えば聞こえは悪いが…。
連続で、そこそこできるやつとやりあう。それは学生にとってはきついってことはわかりきっていた。
だから、そのルールが発表されてもブーイングはひとつもなかった。
緑谷、塩崎、芦戸、切島とバトル。…緑谷はリカバリーガールからストップがかかったから無効になったが。
「圧倒的すぎるだろ…こりゃあ。」
「…あいつのこのスタイルは、俺が何を言っても変わらなかった。
多分、あいつの戦い方はもう変えられん。
…おそらく、俺の他にあいつに指導している人間がいる。」
「はぁ…その別の人間が、あのリスナーにイレイザーとは別の戦闘スタイルを叩き込んでるってことか？」
緑谷を抜いた3人に対し、水野は1試合5秒もかけなかった。
スタートした瞬間に、相手の顔周辺の水分を膨張させ液体に変換。
そして閉じ込める。
そんな状態でろくに動ける奴もおらず、そのまま場外まで放り投げやがった。
…会場にいた人間が、その圧倒的なやり方に言葉を失った。
…まるで敵みてぇなやり方。そう思ってる輩も多少は出てきそうだ。
「にしても、指一本動かしてタイムラグなしでアレかぁ…。
1年前に個性が発現したにしちゃぁ、成長が早すぎる。
その"別の誰か"ってのは、よっぽどできるやつってことになるなぁ。
一体どのヒーローだ？」
「それが、あいつに聞いてみても何も話さなかった。
"師匠のことは関係ありません。"の一点張りだ。」
「師匠、ねぇ…。」
水野の顔を見てみると、あまり嬉しそうではなく少し申し訳なさそうな顔をしていた。
それが何に対しての顔なのか、あいつが何を考えているのかはわからない。
「…イレイザー、ほんと気をつけろよ。
あのリスナーに指導してる奴がどんな奴かわからねぇが…もし、アンチヒーローの奴だったら水野は完全にあっち側になる。」
「…。」
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M - めっちゃ最高でした!!（表現力0ですみません）次も楽しみにしてます!!頑張ってください!! (2021年8月29日 21時) (
レス) id: f5d7f6001a (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - 本当に面白いです！！更新お願いします！ (2021年8月10日 19時) (レス) id: 942b3344d9 (このIDを非表示/違反報告)
さやか - すっごく面白いです！！めっちゃ続きが気になります！！ (2018年7月31日 19時) (レス) id: 05e25352a8 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - まじでサイコーです！弔くんとの続きがみたいです(・∀・)これからも更新頑張ってください！めちゃめちゃ楽しみにしてます！！ (2018年3月4日 4時) (レス) id: e5b1effe20 (このIDを非表示/違反報告)
とまと(プロフ) - 一言で言って最高です(真顔) (2018年2月18日 22時) (レス) id: ba99215799 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青
| 作成日時：2018年2月8日 11時
