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『…ね、ねぇ…やめて?』
「…ん、やめませんよ。今更。」
「…は…ぁ、Aさん、諦めてください。」
そのあとは、私が想像した通りだった。
しんと静かなお家に通されて、あれよあれよと連れていかれた国見くんの自室。
男子高校生ふたりの力に私が勝てるはずもなく、あっというまにベッドに押し倒された。
金田一くんは乗り気にはならいんじゃないか、と思っていたけどそれも間違いで。
部屋に入ったら、私のみたことのない知らない顔をしていた。
「…Aさん…脱がせますよ。」
『くっ、国見くんまって…!』
「こーらAさん、大人しくしてください。国見が今脱がせてくれますから…。
……ん、…ちゅ…ん、…はは、Aさん耳可愛いっすね。」
『んっ、金田一くん…そこ…だめ…っ』
金田一くんに後ろから抱きかかえられて、耳を舐められる。
わざとらしく水音をたたせ、低くて色っぽい声はどんどん私の頭をいっぱいにしていった。
いつもは、気にしていなかった金田一くんの声。けど、低くねっとりと喋られると私はおかしくなりそうだった。
…この声、すきだな。
「Aさん、みて。金田一に耳舐められてる間におっぱ い丸出しになっちゃったよ。恥ずかしいねぇ…。
でも安心してください。
Aさんのおっぱ い、おっきくって真っ白で…美味しそうですよ。」
国見くんが、胸を揺らしながら私の太ももに硬いものを押し付けてきた。
それがなんなのか、わからないほど私は純情ではない。
「…俺、Aさんのこんなカッコ見て、これからすること想像しただけでこんなになっちゃいました…。」
「…っは、ん、Aさん…俺も…。
Aさん可愛いから、こんなんなっちゃったんすよ。
…ね、責任…とってくれるんすよね…?」
『金田一く…声…ちか…』
耳元で色っぽく名前を呼ばれたと思ったら、今度は腰のあたりにゴリゴリと押し付けられる。
次第に、自分の頰が紅潮していくのがわかった。
『んっ、まっ、や…っ』
金田一くんの声でぼうっとしていると、ショーツ越しに暖かい感触を感じた。
咄嗟に目を向けると、国見くんが私の足の間に顔を埋めていた。
そして、その真っ赤な舌でちろちろと舐めている。
「……ん、ちゅ…ん。…Aさん…すごく濡れてる…可愛いです。
…俺、早く入りたいなぁ。…いいですよね?」
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こめ(プロフ) - わああああああ! 通知見て飛んできました笑 ありがとうございます!! (2020年8月16日 8時) (レス) id: d80500603f (このIDを非表示/違反報告)
こめ(プロフ) - 他の小説では活動していらっしゃるようなので… 更新待っています(. .`) (2020年8月13日 8時) (レス) id: d80500603f (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - 追加…!黒尾さん、国見ん、赤葦さん、研磨、二口さん、岩泉さん、影山、ツッキー、白布ん、瀬見さん、川西でオチ。お願いします!推しキャラ多いんですよね…私(´・ω・`) (2017年10月2日 23時) (レス) id: 76b8560369 (このIDを非表示/違反報告)
影黒 赤美(プロフ) - オチは、影山、黒尾、赤葦(通称黒神組)でお願いします!!黒神組推しなんで!!w (2017年9月6日 18時) (レス) id: 3ce43cb10f (このIDを非表示/違反報告)
黒龍(プロフ) - 国見くん、赤葦さん、研磨くんキタコレ!ってくらい大好きすぎて辛い…そういう3人も見てみたい今日この頃…お願いします! (2017年8月23日 1時) (レス) id: 63846ff92f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青 | 作成日時:2017年7月3日 16時