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「おう！A！」
『あら、ダンデさん！それにキバナさんも。』
喫茶店に出勤し接客をしていると、よく知った面々がお店を訪れた。
ひとりはこのガラル地方の我らがチャンピオン、ダンデさん。
もうひとりは、ダンデさんのライバルでトップジムリーダーをなさっているキバナさんだ。
ダンデさんに出会ってから、もう3ヶ月がたつ。
キバナさんと出会ってからは1ヶ月くらいだろうか。ダンテさんがお店に連れてこられて、顔見知りになったのだ。
2人ともお人柄がとてもよくて、気さくに話しかけてくださるものだから少しずつ打ち解けている最中だ。
ちなみに、ガラルのスターの方たちに贔屓にしていただいて、うちのマスターは本当に喜んでいる。
『珍しいですね、お二人がご一緒にお見えになるなんて…』
「いやぁ、今日はチャンピョンとジムリーダーの会合があってな。
その帰りなんだよ！」
「なんだなんだA、オレさまと会えるのが嬉しくないのかー？」
『いやいやそんな。』
キバナさんはそういうと、私の額をぐりぐりと指で押してきた。
ごつごつして、私より幾分も大きい手に少しだけどきっとする。
キバナさんは、にこにこ…というよりも、にやにやという表現が合うようなお顔で私を見下ろしていた。
すると、ダンデさんがキバナさんの肩を叩いた。
どす、と意外にも鈍い音をさせて。
「った、何だよダンデ！」
「あんまりAをいじめてやるな、困ってるだろう。」
「そーかぁー？」
そう言いながら、キバナさんは私の額から指を離す。
ちぇ、と吐きながら目を瞑るキバナさんをダンデさんは呆れたように笑っていた。
『お二人は本当に仲がよろしいんですね。』
「はは、まぁな。」
キバナさんはそう笑うと、にこりと微笑んで奥のカウンター席へと足を運ばれた。
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椿姫 - はじめまして！すごく素敵な作品でした！続きをとても楽しみにお待ちしてます！応援してます！ (2020年8月2日 22時) (
レス) id: 98fbe8eed1 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ(プロフ) - 初めまして！めちゃめちゃお話が好きです！応援してます！ (2020年1月23日 22時) (レス) id: e2cf4e457e (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 初めまして！この作品が大好きでいつも読ませて頂いています！続きがとても気になります！これからも応援しています！ (2020年1月22日 23時) (レス) id: 5d842f36da (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - この作品すごく面白くて好きです！エスパータイプとかフェアリータイプのポケモンが好きだし、キバナさんも好きなので最高です！次回も楽しみにしてます！ (2019年12月27日 21時) (レス) id: 935a46d4ab (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - コーヒーの存在だけで、オシャレに感じる素敵なお話でした(´▽｀) 次回も楽しみにしています！ (2019年12月26日 15時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい
| 作成日時：2019年11月26日 1時
