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-ゾムside-
大先生とありきたりな会話をしながら体育館で授業が始まるのを待っていると、遅れて3人の派手な女子が駆け込んできた。
3人は兄さんに注意されたあと1番後ろに座る。…なんであいつ半袖なん？もしかしてジャージ忘れたん？死ぬ気かよ、アホか。…俺の貸したろかな。
説明が終わってアップの時間になりAに話しかけようとそちらに向かうが、先に近い場所にいたトントンが声をかけていた。割り込もうとしたが俺の近くにいた女子のボールが目の前に転がってきて、無視をするのもアレなので拾って渡す。
そのまま終わってくれれば良かったのに、ゾムくんってバスケやってた？など話を広げられてしまって逃げにくくなってしまった。
さっさと話を切り上げてAの方に向き直すと既にトントンのジャージを着ており、
『好き！！愛してる！！』
と大声で叫んでいるのが耳についた。…なんなん、それ。そんな大声で言うほど好きなん？本人の体格よりかなりサイズの大きいジャージを着て楽しそうに笑っているAを見る。
…なんで、こんなに気にしてんねやろ。
奇跡的にトントンとチームが分かれ、試合が始まる。俺は完全にトントンをマークしてボールを奪いに行く。
俺が貸すつもりやったのに邪魔しよって…！という完全なる私怨で突っかかっているが、トントンも満更ではないようで不敵に笑いながら攻防戦を繰り広げていった。どちらかと言うと俺の方が運動は得意なのでボールをカットしてシュートを決める。
試合の流れが一瞬切れたときにふとステージを見ると、Aと目が合った。俺は、トントンのジャージを着ているAを何故か見たくなくて思いっきり目を逸らしてしまった。…かっこ悪いことしとんなぁ、だっせえ。
結果、僅差で俺のチームが勝利したが、モヤモヤは晴れることはなかった。
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悠亜です。閲覧ありがとうございます。
星が赤くなりました。これで私も共産主g
長ったらしくて展開も遅くて申し訳ないですが、まだまだ続きます。
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サイパス - 悠亜さん» (°д°;;)ﾊﾜﾜﾜﾜﾜ 見るの遅くなってしまってごめんなさい(;´д｀)
ありがとうございます（＞＜。）。。 (2019年5月6日 23時) (携帯から) (
レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
悠亜(プロフ) - 名無しのキッコーマンさん» 名無しのキッコーマンさんコメントありがとうございます！一途な子素敵ですよね。恋は自覚するまでも時間を要することもあるので、いつか体験したときにそっとこの小説を思い出してくれたら嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: 66cdfbcc74 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのキッコーマン(プロフ) - 片想い、切ないですね。僕は恋を体験したことないけど、夢主ちゃんみたいに一途な子に好かれてたら嬉しく思います! (2019年5月5日 19時) (レス) id: 6ae7a02465 (このIDを非表示/違反報告)
サイパス - あっ！言い忘れてました…
お願いいたします (2019年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
サイパス - リクエストしていいですか？
もしよかったらシャオちゃんとの恋愛小説を描いてください/// (2019年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠亜 | 作成日時：2019年4月19日 11時
