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『うわぁああったかいいい！！ありがとう！！ありがとう！！好き！！愛してる！！』
「思ってもないこと叫ぶのやめろや…あとで返してくれればええから。じゃあな」
「え、私のジャージと交換しない？」
『散れ』
トントンマジでスパダリ…イケメン…！童貞のくせに…！と彼の優しさと上着1枚の有無の差を身にしみて感じる。トントン推しのシオンがなんか言ってるが適当に聞き流す。私たちはこのくらいの内ゲバが丁度良い距離感だ。全員口が悪いが、全員本気で言っているわけではないし愛情の裏返しのようなものなのだ。
体育委員からボールを受け取って適当にドリブルをしてシュート練習をする。私はバスケの経験はないが中学のときバレーボール部だったので運動、特に球技はまあまあ出来る。今はバレーボールは続けていないが、まだ身体を使う感覚は覚えていた。
「ぜんっぜんシュート入んねえわ」
「ボールは友達じゃないの？」
『リホ絶対ボールの悪口言ったやろ、きっと傷付いてんで』
「ごめんねボール、愛してるわよ」
「きっしょ」
『こいつボールにしてバスケしよ』
「殺すぞお前ら」
運動が嫌いなリホをからかいながらシュートの練習をしていく。シオンはまあまあバスケは得意なようで軽やかにレイアップを決める。…なんでギャルってバスケ似合うんやろうな。
もう1度ゴールに向かって投げたところで、兄さんが生徒を集める。どうやらチームが決まったらしい。
「男子は向こうのコート使って、女子はこっちな。まずAチームとBチームが試合するから、他のチームは練習するか休憩かなんかしといて」
私はCチームなのでステージに登って試合を見ることになった。リホはAチーム、シオンはBチームになったので、2人とも最初に試合をするらしい。試合開始の笛が鳴り、経験者を主体として動いていく。シオンは意外にも積極的にボールを奪い取りに行っている。目がガチになっていてクソ怖い。あいつ絶対殺す気やろ。同じチームになった友達と並びながら応援の声をかけていく。
すると、後ろの方で女子の黄色い歓声があがった。なんだなんだとそっちに目を向けると、どうやらトントンとゾムとロボロが試合をしているようだった。
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サイパス - 悠亜さん» (°д°;;)ﾊﾜﾜﾜﾜﾜ 見るの遅くなってしまってごめんなさい(;´д｀)
ありがとうございます（＞＜。）。。 (2019年5月6日 23時) (携帯から) (
レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
悠亜(プロフ) - 名無しのキッコーマンさん» 名無しのキッコーマンさんコメントありがとうございます！一途な子素敵ですよね。恋は自覚するまでも時間を要することもあるので、いつか体験したときにそっとこの小説を思い出してくれたら嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: 66cdfbcc74 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのキッコーマン(プロフ) - 片想い、切ないですね。僕は恋を体験したことないけど、夢主ちゃんみたいに一途な子に好かれてたら嬉しく思います! (2019年5月5日 19時) (レス) id: 6ae7a02465 (このIDを非表示/違反報告)
サイパス - あっ！言い忘れてました…
お願いいたします (2019年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
サイパス - リクエストしていいですか？
もしよかったらシャオちゃんとの恋愛小説を描いてください/// (2019年5月5日 1時) (携帯から) (レス) id: 30187f6537 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悠亜 | 作成日時：2019年4月19日 11時
