今日は泊まるよ ページ26
ユノ『今じゃいつもの景色だけど、ソウルの来たばっかりの時は景色を見て、すごい驚いたんだよなって思うと、ちょっと感動する』
A『そうだね』
ユノ『Aは？』
A『最初は韓国が嫌いだった』
『ここに来たせいで蒼は死んだんだって』
『ここに来なかったら、あんなことにはならなかったのにって』
『でも、蒼の言う通り地道にがんばったら、こうやってユノに会えた』
『今では韓国は第2の祖国だからね』
ユノ『そっか、良かった』
A『ワイヤーが切れて落ちた時、ユノの顔が見えた後、私の隣に蒼の顔が見えた』
『最初は蒼が私のことを迎えに来たんだと思った』
『でもね、蒼が私に向かって笑ったの』
『その時に、私のことを蒼は助けに来てくれたんだと思った』
『今までの私の韓国での成果を認めてくれたんだって』
『そして、ユノと私のことも認めてくれたんだって』
ユノ『蒼さんにもお礼しにいかないとね』
A『そうだね』
ユノ『そろそろ帰ろ、もうすぐ7時になるよ』
A『ユノ、私ユノの実家に行ってアボジとオモニに挨拶に行きたい』
ユノ『でも、車いすで行くのは大変…』
A『迷惑なのはわかってる、行っても何一つできることがないかもしれない』
『それでも私はユノの彼女だから』
『ユノが兵役に行く前に、挨拶がしたい』
ユノ『わかった、一緒に行こう』
そう約束して私たちは帰路に就いた
葉月『7時ジャスト』
『それにしても本当にここは人が来ないわね』
A『超穴場スポットだよ』
『でも、葉月もここ知ってたんでしょ』
葉月『ユノオッパに教わって来てみたの』
『そしたら、すごいきれいだったからびっくりした』
ユノ『じゃあ、病院へ戻ろっか』
A『うん』
葉月『じゃあ私は帰るね、私がいてもお邪魔だろうから』
A『えっ、ユノは帰らなくていいの？』
ユノ『明日は午前中は仕事休みだから』
A『ホント？』
ユノ『だから今日は泊まってく』
『葉月ちゃん今日はありがとう』
葉月『いいえ、当然のことをしただけです』
『じゃあね、A、ユノオッパ』
そう言って葉月は帰っていった
ユノ『葉月ちゃんは男っぽい』
A『理系ならではのサバサバ感だと思ってるけど』
久しぶりに2人で夜を迎えることになった
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mayu(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ありがとうございます。 そんな風に言っていただける方がいらっしゃるなんて！ 不定期更新でまだま私ではございますが、これからも楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月5日 10時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - この作品はとてもおもしろかったです。 ユノとてもかっこいいですよね。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年1月4日 23時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2019年4月4日 20時
