実はね ページ36
歓迎会が終わると、夕食の時間になった
院長『これからお夕飯の時間なんだけど、せっかくだから食べていく？』
ユノ『母に聞いてみます』
そう言ってユノが電話をしてくれた
ユノ『大丈夫みたいです』
院長『わかったわ、きっと皆喜ぶわよ』
みんなで夕食を食べた
A『ウヌ、ちゃんと食べてる？』
『ほらちゃんと食べないと、ダメでしょ』
『ウヌ、ほらアーン』
『口についてるでしょ、拭かないと』
ふと顔を上げると、みんながじっと私の方を見ていた
ユノは若干拗ね気味で
A『ウヌ、自分で食べれるよね』
子供『葵ちゃん、顔真っ赤だよ』
自分の頬に触ると熱かった
それを言われたことにさらに恥ずかしくなった
ユノ『耳まで真っ赤になってる』
A『もう、やめて〜』
『『『アハハ！』』』
A『笑わないでってば』
みんなに笑われたけど、楽しい夕食だった
でもそんな時間もあっという間
帰る時間になった
子供たち『もう帰っちゃうの？』
A『また、来るからね』
ウヌとハウンちゃんは車まで送ってくれた
ウヌ『また来てくれるよね』
A『うん』
ウヌ『今度来るときは、あの人と結婚してから来てよ』
A『えっ！』
ウヌ『あの人と付き合ってんでしょ』
『だから、ここに連れてきてもらったんでしょ』
A『気づいてたの？』
ウヌ『だってヌナ、普通の言葉喋ってるんだもん』
A『そっか』
ウヌ『来てくれるでしょ』
A『うん、約束ね』
ウヌ『絶対だよ』
A『うん』
院長『ホントに今日はよく来てくれたわ』
『2人とも体には気を付けて、応援してるからね』
ユノ『ありがとうございます』
A『また、来ます』
院長『ええ、子供たちも喜ぶわ』
『あっ、最後にサインもらってもいいかしら？』
『『喜んで』』
ユノは1枚、私は２枚サインを書いた
１枚は飾る用、もう１枚は院長さん用
院長『実はね、葵ちゃんのファンなのよ』
『だから、ここに来たとき驚きすぎて、心臓止まるかと思ったのよ』
A『サインならいくらでもしますよ(笑)』
院長『今度来るときは、いい報告を待ってるわよ』
A『えぇ』
『ただ、私たちのことはどうかご内密に』
院長『分かってるわ、職員たちにもよく言っておくわ』
A『ありがとうございます』
院長『ユノ君もたまには顔見せなさいね』
ユノ『はい、また来ます』
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mayu(プロフ) - ヨンウン ケイナさん» ありがとうございます。 そんな風に言っていただける方がいらっしゃるなんて！ 不定期更新でまだま私ではございますが、これからも楽しんでいただけると幸いです。 (2020年1月5日 10時) (
レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - この作品はとてもおもしろかったです。 ユノとてもかっこいいですよね。 これからも作品作成頑張ってください。 (2020年1月4日 23時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mayu | 作成日時：2019年4月4日 20時
