検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:79,731 hit

第1話 ページ3

‐真選組屯所‐

山崎「昨日、午後11時過ぎ頃、20代の男性の遺体が路地裏で
発見されました。その男性は、刀で殺されたのことです」


報告書を持ちながらその場に座る山崎
今、真選組では、最近起きる連続殺人事件について会議していた


土方「たった報告はそれだけか?」


山崎「は、はい」


土方「チッ・・・他にねぇのか」


眉間にしわをためている土方が聞くが、
誰一人挙手しなかった


近藤「そうか・・・それなら仕方がないな、トシ」


土方「チッ。情報が少なすぎるぜ。こんだけ事件が起きてんだ
もっと他にあんじゃねぇのかよ」


イライラする土方に、沖田が口を挟む


沖田「だったら、土方さんは何かあんですかィ?
人にばっか調べさせといて、あんたは何か情報を掴んだのかィ?」


沖田の言葉に、隊のみんなが土方に注目する
まるで同意してるかのように・・・


土方「;;。・・・ったく・・・わーったよ。もう聞かねぇから
今日の仕事は全て調査だ。さっさと行け」


隊員「「じ〜・・・」」


土方「行けっつってんのがわかんねぇのかァァア!!」


そう怒鳴ったら、隊士たちはゾロゾロと部屋から出て行った
その部屋には、沖田と土方と近藤しか残っていない


近藤「・・・トシ。最近どうした。随分と怒りすぎじゃないのか?
これでは隊も乱れてしまうぞ?」


土方「すまねぇ、近藤さん。自分でもわかってんだが・・・ついな・・・」


土方はそう言ってタバコをとる


土方「・・・なんつぅか、この事件。俺たちはただ振り回されてるような
気がするんだ。江戸あちこちで殺人が起きてることに・・・」


沖田「振り回されてる?」


土方「あぁ」


沖田は抜かしたような顔をして言う


沖田「でもまぁ、こんなに事件が起きてんだ。敵も一人じゃなさそうなのは
確かですねィ」


土方「・・・それもそうだな」


土方は刀を持って立ち上がる


土方「おら。俺らも行くぞ」


沖田「へいへい」


二人は外へ調査に出て行った

第2話→←*設定*


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (154 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
110人がお気に入り
設定タグ:真選組 , , 土方十四郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うさきよ - うっ、悲しい、、、、、。でもめっちゃ良い最後でした!! (2023年3月27日 20時) (レス) @page26 id: 55ad19f9cc (このIDを非表示/違反報告)
ほわいと - 完結おめでとうございます!!あなたにカサブランカの花をプレゼントします!  花言葉 祝福 (2018年4月9日 19時) (レス) id: 521e79a03d (このIDを非表示/違反報告)
バドミユ - (`・ω・´)あやかさん» 入れたつもりはないですが、やっぱりそう思ってしまいますよね・・・ (2014年1月10日 21時) (レス) id: f3d14f9184 (このIDを非表示/違反報告)
(`・ω・´)あやか(プロフ) - 途中カゲロウデイズ入ってました!? (2013年12月8日 22時) (レス) id: 30af51d9aa (このIDを非表示/違反報告)
バドミユ - 銀・土・沖・高love*さん» うんと、考えときますっ(´・ω・`) (2013年11月27日 11時) (レス) id: f3d14f9184 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:バドミユ | 作成日時:2012年5月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。