壊れていく… ページ6
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JJ｢さっきのなんだよ…
俺は、お前から離れる気なんてないからな？
わかってる？｣
｢ジェジュン…｣
JJ｢Aの気持ちは、そんな程度だった？
俺の事、愛してないのかよ…｣
ジェジュンが今にも壊れそう…私のせいで…
｢ジェジュン…愛してるよ？
だけど、私の勝手なこの気持ちだけではどうしようもない事もあるでしょう？
あなたには、たくさんのファンがいる…｣
JJ｢それはわかってる…だけど！｣
｢理は…これからあなただって知ってしまった以上何をするかわからない…
だから、今は…会うのはやめよう？
必ず連絡するから…ね、約束…｣
JJ｢A…俺の気持ちは変わらないから。
忘れないで、それだけは…｣
｢大丈夫…きっといい方に進むから…
私もあなたと離れる気なんてないから…｣
当分会えないジェジュンの温もりを覚えていたい…。
きっとジェジュンも同じ…
2人ギュッと隙間なく抱きしめあった。
そして、タクシーが見えなくなるまで
私はジェジュンを見送った。
大丈夫、きっとまた会える…。
・
家に帰ると、ジェジュンの飲み残したコーヒカップが置いてあった。
それすらも愛しいと思える私はもう重症で…
ジェジュンしか愛せないという事は明白にわかっていた。
理｢すごい女だったんだな、お前って…｣
｢何が？｣
理｢どうやって、手に入れたんだよ。
あのジェジュンを…｣
｢私の事は興味無いのに、出会いには興味あるんだ？
話そうか？細かく…どうやって知り合ってどうやって2人で愛し合ってきたか…｣
理｢お前さ？挑発するとどなるかわかってる？｣
｢脅すの？｣
理｢俺がリークしたら、あいつ終わるだろ？｣
｢どうかな、そんなリーク揉み消すこと出来るかもしれないわよ？｣
理｢……｣
｢ねぇ、憎みたくないの…
愛していたあなたを…わかって欲しいって思ってる、今でも…｣
理｢そんなに好き？あいつが…｣
｢それは、知ってるでしょ？あなたが一番…｣
理｢ふっ…そうだな…｣
｢理の事を大事にしてくれる人は私じゃないよ…｣
理｢……ごめん、今日は頭が回らない。
また明日話そう…｣
｢うん…｣
きっと上手くいく…
大丈夫…
この時はそう思ってた。
そう思っていたのに……。
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作者名：RIRICA(yucap) | 作成日時：2021年10月10日 2時
