夜の散歩 ページ16
・
明日から仕事が忙しくなると言う2人と
名残惜しくサヨナラをした。
また、必ず会う約束をして…。
ジュンちゃんは、ギューギューと私を強く抱きしめながら、寂しい寂しいって言ってくれた。
ユチョンは、何かあったら連絡してと…
優しく軽く抱きしめてくれた。
急に寂しくなっちゃった…。
片付けも終わって、窓際に立ちながらボーッと夜景を眺めた。
JJ｢A……｣
フワリと後ろから私を優しく抱きしめる…。
JJ｢さっき、ユチョンと屋上で何話してたの？｣
｢大した事じゃないよ？｣
JJ｢俺には、言えない事？｣
離れることを事を考えていたって、そんな事言ったら
絶対ジェジュンは怒る…そして、悲しむ。
｢幸せそうにしてるから、絶対に離れたらだめだよって…ユチョンが……｣
JJ｢そっか…Aはなんて答えた？｣
｢…離れられないって、言った。｣
JJ｢俺さ、この数日本当に幸せでさ…
Aが韓国に来てくれて、俺の仲間ともこうして
仲良くしてくれてさ…。
本当に、幸せって思ってるよ…｣
｢うん…私もそう思ってる｣
JJ｢よかった、同じ気持ちで……｣
ねぇ？何か感じ取ってる？
勘のいいジェジュンだから、私が考えてることわかるのかな…。
でもその奥にある、私の本心もわかってるんでしょ？
｢ねぇ、ジェジュン…お散歩行かない？｣
JJ｢今から？｣
｢うん…風が気持ちかったから、少し歩きたいな〜って…酔い醒ましに、行かない？｣
JJ｢いいよ、行こっか？｣
なんだかんだ、こんな時間だけれど人がいるから
ジェジュンはマスクとキャップ。
私は動きやすいジョガーパンツに履き替えて
ジェジュンのキャップを借りて夜の川沿いの散歩コースに出た。
｢昼間とはまた雰囲気変わるね｣
JJ｢昼間は人がいっぱいいるからってのもあるけど、
この夜の雰囲気が好きでさ？
だから、いつもこの時間帯(笑)｣
｢なんかいいよね、こうしてただ散歩してるだけだけど…｣
JJ｢涼しいし、綺麗だし…隣にはお前もいるし？
すげー幸せ！｣
｢ジェジュンから幸せって言葉何回も聞いてる…
ふふっ…嬉しいな｣
JJ｢俺も、お前を幸せにしてる？｣
｢……当たり前でしょ？
お互いが同じ気持ちでないと、ユチョンだってあんな風に言わないよ｣
JJ｢そうだな…ほら、なんで離れてるの？
手、繋ごう？｣
手を出して待ってるジェジュン。
私は素直にその手を掴んだ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RIRICA(yucap)(プロフ) - こやなぎひとみさん» コメントありがとうございます。お久しぶりの更新にも関わらずうれしいです！これから少し嫌な展開になるかもですが、単なる妄想小説としてこれからもお付き合いいただけたらうれしいです。ありがとうございます！ (2021年10月5日 17時) (
レス) @page50 id: 59d702c70a (このIDを非表示/違反報告)
こやなぎひとみ - 思うだけでお願いしない (2021年10月5日 16時) (レス) @page19 id: d53a24e233 (このIDを非表示/違反報告)
RIRICA(yucap)(プロフ) - alexisさん» こういう人はきっと、プライド高いですからね。執着ですよ…自分は良いけど女はダメってパターンです…。 (2021年9月10日 20時) (レス) id: 59d702c70a (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - RIRICA(yucap)さん» うにゃー！夫・理…なかなか…ね、やはりね、、、痛み分け？？ちょと、違うけど執着して相手を苦しめることで自分を肯定しても虚しいだけなのにね…。 (2021年9月6日 19時) (レス) id: fb104a6d4e (このIDを非表示/違反報告)
RIRICA(yucap)(プロフ) - alexisさん» きっと登場して欲しくない読者様もいますよね？私の妄想は色んなストーリーあるのでw色んなパターンのジェジュンを描けたらと思ってます。いつもありがとうございます、アレさん^^* (2021年9月5日 23時) (レス) id: 59d702c70a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RIRICA(yucap) | 作成日時：2021年8月10日 0時
