番外編ー1【合同合宿で事件が起きた】 ページ16
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とある夏の日の夜。
大きなバッグを肩に掛け、キドに「行ってきます」と言う。
夏とはいえ夜は空気はまだ冷たい。薄いジャンパーを着て外に出る。
____明日から、誠凛、海常、秀徳、桐皇、陽泉、洛山の6校が合同合宿をする。
キセキの世代が所属している高校同士の合宿だ。
インターハイ直前という大事なこの時期に、何故合同合宿をするのか。
自分の手の内を晒しているようなものだ。
一体どういう考えかは知らないが、それぞれの学校の監督が話し合って決めたらしい。
…きっと、手の内を晒すことになろうがあいつらには関係ないのだろう。
それよりもチームや個々の技術のレベルアップを重視している。
キセキの世代同士が集結したらそりゃもう大変なことになるだろうな。
選手は確実に強くなるだろう。
それにしても、京都や秋田からも呼ぶなんて…まあそこらへんは征十郎が手配したのだろう。
全く末恐ろしいやつだ…
「行ってらっしゃい。3泊4日…だよな。」
「うん。って、そんな心配しなくても大丈夫だって」
心配そうな顔で俺を見てくるキド。
「Aがいなくなって寂しいの？」と後ろにいたカノが声を掛けると、鳩尾に強烈な一発を食らっていた。
あぁ…痛そう…(他人事)←
黒子のイグナイト食らったらカノ死ぬんじゃないか？(真顔)
「能力が発動したときは気をつけろよ」
「大丈夫。何かあったら征十郎にサポートしてもらうから」
「そうか、なら大丈夫だな」
めっちゃ信頼されとる。←
まあそれもそうか…。征十郎がいれば怖いものなんてないからな(色んな意味で)
校長を脅していたときは本気でビックリしたな。
征十郎最強説は俺の中で完全に証明された。
＼ｵﾔｺﾛｫ...／
薄暗い夜道を歩き学校へと向かう。
それぞれの高校に集まり、それから現地へと向かい別の高校と合流する約束だ。
俺も一応レギュラーだからな。この合同合宿に招待され、今現在向かってるところだ。
…ただ、少し気になることがある。
いや…気になるというか、合宿場所についてなんだが。
「一応コレは持って来たけど…大丈夫かな」
…突然だが、俺・白岸Aは霊感が強い。
いや、正確に言えば強すぎる。強すぎるんだ。
霊感を持ち始めたのは幼い頃。
悪霊に追われることも多く、霊に対抗できるようになったのは中学の頃。
今は結界から攻撃、成仏まで朝飯前だ(何のアニメだよ)
御守りは人数分持って来た。念の為、清めの塩も。
…俺がここまで警戒する理由。
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赤紅 (あかべに)(プロフ) - 鯉さん» コメントありがとうございます…！そう言っていただけて本当に嬉しいです。これからも頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します> < (2016年8月21日 19時) (
レス) id: 6473e5a0d8 (このIDを非表示/違反報告)
鯉(プロフ) - この小説は大好きです!! これからも更新頑張ってください!! (2016年8月21日 19時) (レス) id: 586c815007 (このIDを非表示/違反報告)
赤紅 (あかべに)(プロフ) - 零07*さん» うああ、ありがとうございますっ…！すごく嬉しいです>< 頑張って更新します！ (2016年8月9日 20時) (レス) id: 6473e5a0d8 (このIDを非表示/違反報告)
零07* - この小説めちゃくちゃ面白いですね！！続きが楽しみです (2016年8月9日 16時) (レス) id: 6b42d2d23c (このIDを非表示/違反報告)
赤紅 (あかべに)(プロフ) - カルマくん、テツくん、キド大好き人間さん» あああコメントありがとうございます！！涙腺崩壊とか笑ったとか本当に嬉しいです…>//< 応援ありがとうございます。これからも頑張ります！！ (2016年8月7日 4時) (レス) id: 6473e5a0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤紅 (あかべに) | 作成日時：2016年7月9日 5時
