__アノニマス。-fifth- (ページ3)

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ゼロでの転生@AK. ページ3

「そんなとこで何しとるん！危ないで！」

『今から私死ぬんです。放っておいてください。』

「ここうちの敷地や！こんなとこで死なれたら困る！」

『無理です。今から死ぬんですから。』

「とにかく降りてき！」

『嫌です。...っ、うわ！』

女の子が足を滑らせて落ちてくる。
真っ逆さまにこっちに向かって。
これは、やばないか？

「うおっ！いって！」

『...っなんで！』

「いくら女の子でもこの高さから落ちたら重いな。あー、これやばいわ。腕やった。」

『え...？』

「腕、いってもうてるわ。」

『...。』

「病院着いてきてくれるやんな？」

『...はい。』

女の子と2人病院へ向かった。
診察してレントゲン撮って。
これぽっくりいってますわー。なんて言われて。

いってもうたらしい。

「お嬢ちゃん。どないしてくれるん。とりあえず診察料？」

『お金ないです。』

「そりゃ困った。」

『死ぬつもりだったので。何もないです。』

「そっかそっか。そりゃ困ったなぁ。」

「ほな家来るか。」

って言ってみたら普通に着いてきた。

「俺今誰かさんのせいで片手不便やねん。ってことでこれから俺の身の回りの世話をしてもらう。それで診察料やら迷惑料的なやつやら、全部チャラや。」

『は、はい。』

「そんなに死ぬの急がんくてもええやろ。」

『え、あっ、はい。』

「よし、よろしい！ほな早速ご飯作ってもらおうかー。」

そんな感じで彼女との生活が始まった。