幼少期―7― ページ9
――――翌日
母「依､気おつけてね」
父「なにかあったら連絡するんだぞ」
姉「分かってます父様､母様」
…やっぱり、姉上は心配して僕の心配なんてしてくれないんだ……
母「A､依に危険な事がないように気おつけなさい｡貴女は依のボディーガードなのだから」
父「…依になにかあっては困るからな､確りと業務を果たせ」
貴女「……畏まりました」
僕には何があってもいいんだ
……焦凍の所に行きたい……
役人「では､そろそろお連れ致します｡依様､A様」
依「分かりました」
貴女「……分かりました」
依「A､ごめんね｡私のために職に就くことになって……」
貴女「……いえ､姉上は何も悪くはありませぬ｡元々これが僕の務めですから､お気になさらずに」
そんな事思ってない
本当に僕がこの歳で職に就くのは姉上のせいなんだから
……姉上の為に轟さんに稽古を付けてもらって
姉上の為に補佐役になって
本当に姉上は僕の苦労なんて知らないんだから
そんな事を考えながら車から見える外の景色をみる
……今は政府が所有する本丸と繋がっている場所に向かっている｡そこは結界で外からは鳥居が麓にある山にしか見えないし元々政府の所有地帯で殆ど人がいないところだ
役人「そろそろお2人様の本丸となる場所へ到着致します｡その後お2人様に初期刀を1振りずつ選んで頂きその初期刀と共に講義会に参加して貰います」
姉「…分かりました」
？講義会って初期刀を選ぶ前じゃ無いの？
貴女「……あの､僕は初期刀を選ぶ前に講義会だと聞いたんですが…」
役人「…はい｡実際はそうなのですが依様はお身体が弱いと伺ったのでまだ幼いA様だけでは心配だと上とご両親が判断した為に先に初期刀を選ぶ事になりました｡」
貴女「……そうですか､答えて頂きありがとうございます」ﾍﾟｺｯ
……やっぱり姉上のためかよ
あぁーあ､これってさ屹度初期刀とか選んだら姉上の発作とかでて姉上は講義会どこらじゃなくなるんだよ
姉「私の為に態々ありがとうございます」
役人「いえいえ…っと、到着致しました｡本日よりこの場所がお2人様の本丸となります｡本丸のことはこんのすけにお聞きください。」
ｺﾝﾉｽｹ「よろしくお願いします！依様､A様！」
姉「よろしくね、こんのすけ」
貴女「…よろしくお願いします」
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まむまむ(プロフ) - 樋口さんって文ストの見た目と同じような気が……？ (2018年8月25日 20時) (
レス) id: 0e07c2f705 (このIDを非表示/違反報告)
どろっぷ(プロフ) - ひぐっちゃんやー！！文スト要素もあるのか…素晴らしい！！ (2018年5月1日 13時) (レス) id: 30224d1d1f (このIDを非表示/違反報告)
ロット(プロフ) - 面白かったです！イラスト見れない……（T_T） (2018年3月9日 23時) (レス) id: 0121d6f333 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の14歳（２６歳） - いつも楽しみにしています 頑張ってください (*'ω'*) (2018年1月16日 17時) (レス) id: 80b94da935 (このIDを非表示/違反報告)
神道 - めっちゃ続き気になるぅぅぅ！！更新頑張って下さい！ (2017年12月28日 12時) (レス) id: e5ef10b989 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liar di volpe | 作成日時：2017年8月13日 22時
