クラブのＡ ページ5
「何故何も言わないんだ！
早く僕を助けろ！アルルカン！！」
年端もいかない少女に助けを求める男と
助けを請われている少女の事を
ヒーローと警察は交互にみつめていた
貴女「……何故ですか？ご主人様」
声音に何処か楽しげな音を乗せ男に問うた少女
「な､にを
何を言っているんだ！アルルカン！？」
貴女「だって､こんな人達とやり合って面白くないじゃないですか！」
少女は笑顔で爆弾をぶち込んだ
貴女「せっかく､ご主人様の可愛い可愛いアルルカンのボクが
ご主人様の最後の舞台を用意したのに」
その声は酷く楽しげで然し､その瞳には一欠片の光も存在しなかった
……この日､日本の警察やヒーロー達がこの場を抑えることが出来たのは
先日､警察庁にかかってきた国外線の1本の電話
電話口には嗄れた男の声で今日の事が淡々と告げられた
そして言うだけ言って電話は切れたのだ
怪しいと思ったが仮に本当だったとしたら日本は大混乱になるだろう
だからこそ､警察とヒーロー達で周りを囲っていたのだった
「嗚呼…！
僕の可愛い可愛い可愛い可愛いアルルカン
君だけは､僕の前から居なくならないと言ったじゃないか！？」
貴女「ボクはいなくなりませんよ！
いなくなるのはご主人様､貴方です！」
「あ”あ”あ”ァァァあ”ァ！！……」
叫び出した男に少女は何かを投げた
途端に男は静かになり､警察に連れていかれたのだった
･
in取調室
塚内「これからする質問に答えてくれるかい？」
アルルカンと呼ばれていた少女の取り調べには塚内警部とオールマイト､イレイザーヘッドが呼ばれた
理由は簡単､少女に個性を使われるといけないのでイレイザーヘッド
あの時少女とまともに戦えたのはオールマイトのみだからだ
貴女「分かった」
塚内「まずは､君の名前は？」
貴女「ボクはA･ジュッラーレ｡歳は15」
塚内「！……あの男との関係は？」
塚内は内心､まだ中学三年生程の少女だったことに驚いた
どうやらそれはこの場の2人のヒーローも同じようだった
貴女「ボクとご主人様の関係？？
飼い主とペットさ」
さらりと言われたその言葉に今度は驚きが隠せない3人
それに対して少女は続ける
貴女「だってボクはご主人様のアルルカンだ
物心ついた時にはもうボクはアルルカンだったし､ボクはご主人様の愛玩動物だったよ」
相澤「……そのアルルカンって言うのはなんだ」
今度は塚内警部ではなくイレイザーヘッドが少女に問うた
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ひなた(プロフ) - 初めまして。突然すみません。これ、からくりサーカスも参考にしてますよね？設定キーワードにからくりサーカスは入れないのですか？ (2018年12月23日 2時) (
レス) id: a0f396d7f9 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - USJのところが気になって仕方が無いです！再新頑張ってください(p`･ω･´q) (2018年11月21日 1時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
オネイロス(プロフ) - まさかの、ここで更新停止？！もうちょいで、USJなのにっ…また、更新再開できるようなら、頑張ってください！ (2018年1月23日 16時) (レス) id: ffaca85227 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Liar di volpe | 作成日時：2017年12月10日 21時
