薔薇が13本 ページ15
――――宿泊研修１日目早朝
貴女「ふあぁぁ…………ん？着いたみたいだねぇ」
バスに乗って数時間(？)
私達は宿泊研修を行う遠月離宮に着いた
幸平「さすが､金持ち学校……
こんな立派なホテルまでやってんのかー」
伊武崎「この辺りのホテルと旅館全部遠月が母体だぜ」
貴女「凄いねぇ……」
幸平「あぁそう…
もう何聞いても驚かなくなってきたわ…」
……一体いくらかかったんだろうね
まぁ､気ままに寛ぐとするかねぇ
伊武崎「10数件の宿を「遠月リゾート」ってブランドで経営しててこの学園の卒業生がこのリゾートの料理部門に就職する事も多い
この時期だけ客を入れないで合宿のために使われるんだ
普通に利用したら1泊８万円〜って聞くな…」
吉野「8万！！？一人分で！？」
幸平「それもうひと月分の家賃じゃねーか！！」
吉野「え〜マジでここ泊まれるの！？テンション上がるー！」
伊武崎/貴女「今日の課題を生き残れたらな/らないとだけどねぇ」
そろそろ始まるかな
あぁ､ホントに嫌な予感がするなぁ
もう今日は何もかも諦めないといけない気がするねぇ
シャ「おはよう諸君｡ステージに注目だ｡これより合宿の概要を説明する＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿審査に関してだがゲスト講師を招いている」
「ゲスト？」
シャ「多忙の中､今日の為に集まってくれた遠月学園の卒業生だ」
！！
貴女「……あのクソ師匠共が」ﾎﾞｿｯ
……隣の男に聞かれた気がするけど多分大丈夫だろう
それよりも､あの師匠共どうゆう事だよ
四宮「ンー…前から9列目…眉の所に傷がある少年」
幸平「？」
四宮「あ､悪い悪いその隣だ
そうお前､退学｡帰っていいぜ」
……まぁ､そうだろうね
あの男柑橘系の整髪料使ってるし
隣の男(こ､怖ぇぇえ
なんで泉こんな殺気だってんだよ…
めっちゃ睨んでるし…って睨んでんの泉シェフと徳田シェフじゃねーか！！)
なんか隣の男が凄く振るえてるけれどどうしたんだろうねェ
「四宮シェフだ……！仏プルスポール勲章を受賞した最初の日本人！」
「あっ！オイ見ろ！
「「エフ」の水原シェフに「ひのわ」の関守板長まで！」
「あっちには世界的飴細工職人の泉シェフと世界的ショコラティエの徳田シェフもいるぞ！！」
堂島「ようこそ我が遠月リゾートへ｡今日集まった卒業生達は全員が店を持つオーナー･シェフだ
合宿の6日間君らの事を自分の店の従業員と同様に扱わせてもらう」
next→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 257人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかん - 面白いです!更新頑張ってください。 (2022年11月15日 16時) (
レス) @page27 id: af04926962 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - こんにちは、とても面白いです。更新頑張ってください。 (2022年7月31日 23時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 面白いです！続きが早く読みたいです！！ (2019年7月9日 17時) (レス) id: 625c8539c6 (このIDを非表示/違反報告)
ウォル - 更新すごく嬉しいです！(^^) (2019年1月25日 20時) (レス) id: cb201d08af (このIDを非表示/違反報告)
いゆ(プロフ) - はじめまして、いゆって言います貴方の作品どストライクなんです体を壊さないようにしてくださいね (2019年1月25日 15時) (レス) id: cd5a14efa9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Liar di volpe | 作成日時：2018年6月22日 16時
