反則 ページ9
やっとベッドに入ったA。でも、布団を頭までかぶっちゃった。
これじゃ顔が見えない。
ｲﾄｩｸ『A、それじゃ寝たかわからないよ』
そう言うと、顔を半分くらい出して、僕の方を見た。
A『・・ちゃんと寝ないと。また具合悪くなったらヤダよ』
ｲﾄｩｸ『Aが寝たらすぐ帰るから』
A『来てくれたからもう寝れそう。だから・・』
ｲﾄｩｸ『今帰ったら、僕が寝れないよ。Aが寝るまでいる』
そう言い終わらないうちに、また頭まで布団をかぶってしまった。
ｲﾄｩｸ『A？』
そんなに帰ってほしい？僕は会えて嬉しいのに・・。
A『・・・すっぴんだった』
なんだ、そんなことか(笑)。全然変わらないのに。
ｲﾄｩｸ『Aはすっぴんでもかわいいから、顔出して』
A『かわいくない。どうせパンに似てるし』
あ、さっき僕が言ったのを、根に持ってる。
ｲﾄｩｸ『あれはもう忘れてよ(笑)。顔出してってば』
無理やり布団を下ろそうとしたら、手が触れた。
Aの手が僕の手を、ぎゅっと掴んで、Aが顔を出す。
A『手、すごく冷たい！風邪ひいちゃう』
自分がかけてる布団を、僕にかけようとしてる。
ｲﾄｩｸ『それじゃAが寒いでしょ』
A『私は大丈夫だから。・・・ﾊｯｸｼｮﾝ！』
ｲﾄｩｸ『大丈夫じゃないでしょ(笑)ほら、布団かけて』
くしゃみ、かわいいなぁ〜。
A『イトゥクが布団かけてて！』
くしゃみしてたくせに…Aはなかなか頑固だなぁ(笑)。
ｲﾄｩｸ『わかった。じゃ、Aが寝るまでこうしてる』
壁に寄ってるAに布団をかけ直して、隣に寝転がる。
ｲﾄｩｸ『これなら２人とも寒くないでしょ？』
もっともらしいことを、何食わぬ顔で言ってる僕の心臓が、
実はものすごい速さで動いてることなんて、Aは知らない。
もう十分壁際に寄ってたAが、さらに寄ろうとして、
もう壁にへばりついてるみたいな状態になってる。
僕、もしかして信用されてない？
ｲﾄｩｸ『何もしないから。だから、ここにいさせて』
僕がそう言うと、ゆっくりこっちを向いて、
A『私が襲っちゃうかもよ』
いたずらっぽく笑った。ますますうるさくなる、心臓の音。
同じ布団の中で、この距離で、その笑顔で言うなんて反則だよ！
・・何もしないって言ったけど、やっぱり無理かも。
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恵(プロフ) - part６ではジョンスとのラブラブ楽しみにしてます〜＾＾キュヒョンを忘れさせてくれるくらいラッブラブにしてほしいです(●´ε｀●)本当にいつも楽しみにしてます！ファイティンどどすこ〜！ (2011年2月1日 14時) (
レス) id: 65747a3e84 (このIDを非表示/違反報告)
まめち(プロフ) - ひらりさん、ずっと読んでて思います。ホント素敵な文章で表現しますね。心情が響いて来るので自分の心が忙しいですTTｷｭﾋｮﾝにｼﾞｮﾝｽに私に。嗚呼…どうしましょTTT (2011年2月1日 13時) (携帯から) (レス) id: fd38a9ad85 (このIDを非表示/違反報告)
もんぴー(プロフ) - Part5お疲れさまでーす^^!!最近コメントできてませんでした(>_<)ｷｭﾋｮﾝと一線越えちゃって、私の気持ち、ぐちゃぐちゃだ〜(;_;)どうなるの？ちゃんとｼﾞｮﾝｽと、ｷｭﾋｮﾝと向き合えるかな……Part6も楽しみにしてます！ (2011年2月1日 10時) (携帯から) (レス) id: eb3d25b4f6 (このIDを非表示/違反報告)
３７３(プロフ) - Gメンバー再びですか！？ 楽しみですね〜 ｲﾄｩｸ氏！！是非相談してください（笑） (2011年1月31日 21時) (レス) id: 0b405fb186 (このIDを非表示/違反報告)
まめち(プロフ) - うん。Gに相談が一番な気がする(*^_^*) (2011年1月31日 18時) (携帯から) (レス) id: fd38a9ad85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらり | 作成日時：2011年1月14日 19時
