SJ★Ever Lasting…１１★

反撃 ページ32

ｷｭﾋｮﾝ『おばさんって、このちっこい人のことかな(笑)』

ﾄﾞﾝﾍ『じゃ、おばさん、今日は暇なんだね(笑)』

そこ、おばさんおばさん言うなー!!

A『・・・いなくなればばぁって言われたから、もう行く』

ｷｭﾋｮﾝ『誰もそんなこと言ってないだろ・・』

ﾄﾞﾝﾍ『ちょっとからかっただけ!!ごめん〜』

2人が慌てて私を宥めるから、

A『違うの。2人じゃなくて。“さっさといなくなればばぁ”ってさっきどこからか聞こえた気がして。だから、行くね』

ちょっと嫌味を言うつもりで言ったら、ちょうど全員来て、メンバーの視線がイーフェイさんに注がれる。

ｲｰﾌｪｲ『・・・・違うの。あの・・・せっかくだから、どこか外でゆっくりすればって意味で・・・』

別に、この人に言われましたとは言ってないのに、自爆して言い訳してる。

ｷｭﾋｮﾝ『・・・それを“さっさといなくなれ、ばばぁ”っていう言葉でしか表現できないなら、俺たちの言いたいことを的確に通訳してくれるとは思えないな。やっぱAがやって』

そうだそうだー。ブラックキュヒョンの反撃、受けてみろー。

その言葉に、面白くなさそうに下を向く。

ｲｰﾌｪｲ『もう私がやるって決まったの。パパが決めたんだから、覆らない』

ｷｭﾋｮﾝ『じゃ、俺が直談判して来る。言いたいことがうまく伝わらないなら番組になりませんって言ってくる』

・・・あれ、私のせいでこんな空気に?・・いや、彼女の自業自得かな。

A『キュヒョン、いいから。みんな仕事なのに、私だけ自由時間でごめんね〜』

この空気じゃ仕事に障る気がして、努めて明るく言うと、みんなも、ちゃんとわかって気を使って明るく振舞ってくれる。

ﾄﾞﾝﾍ『いいなぁ〜。俺も自由時間欲しいよ』

ｼｳｫﾝ『せっかくだから、ゆっくり散策してきたらどう?』

ﾁｮｳﾐ『でもA、迷子になりそうじゃない(笑)?』

ﾍﾝﾘｰ『A、知らない人に付いて行っちゃダメだよ〜』

ﾘｮｳｸ『そんな、子供じゃないんだから(笑)』

ｷｭﾋｮﾝ『いや、長く生きてるってだけで、中身は子供だよ』

キュヒョン・・反撃してくれたところまでは、かっこよかったのに。

失礼なキュヒョンを小突いて、みんなに手を振って、スタジオを出た瞬間、ベーって舌を出す。

ふん!!おばさん、小娘に睨まれたって全然怖くないんだから!!

・・さて、どこに行こうかな。

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