嫉妬させないと出られない部屋 ページ20
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ティコ様リクエスト！ありがとうございます！
｢ん、｣
｢っ！？悪ィレティ！！｣
｢大丈夫｣
戦闘中にここへ飛ばされたのか、拳を奮ったその手から噴いた火を結界を張って防御したレティは、さっさとその結界を散らして彼の胸へと飛び込んだ。
火拳のエース。その名の通り火をまとった拳は強力なのだが、それをいとも簡単に防御されてエースは少し負けた気になった。
いや、この妹に勝てる日が来るのかは謎だが。
既に外へと戻り方を把握しているため少し会話をしてからお題へと目をやる。
"嫉妬させないと出られない部屋"
嫉妬…。小さく呟いたレティにエースは頭を抱えた。
いやこいつ嫉妬するのか。そもそもそんな感情持ってるのか。
｢……一か八か、｣
｢？ごめんエース、もう1度言ってほしい｣
｢あのよ、レティ。好きな奴ができた｣
突然のその報告にレティは固まった。
以前も言った気がするが、彼女はブラコンである。
ぴくりとも動かなくなった彼女にエースは戸惑い、下に逸らしていた視線をレティに戻した、ところで、
｢お、え、な、レティ！？｣
やっと、彼女が涙を一筋零したのに気付いた。
心配そうに眉を下げてその雫を拭ったエースは、その手を弾かれて目を見開いた。
ごめん。小さく呟きながら俯いた彼女はぐっと目元を抑えてから勢いよく顔を上げて、その表情はまるで、何かをこらえているような
｢エース君が、好きになるのだから、凄くいい
すげぇ、いい女だよ。笑ったエースにぎゅぅっと胸が締まる感覚がして首を捻る。
サボくんに教えないと。気を紛らわせるように出したサボの名前に、今度は嫌そうな顔をしたエースはぐいっと腕を引いて、自分よりも小さなその体を抱き込んだ。
｢え、すくん。好きな人がいるなら、｣
｢お前だよばーか｣
｢え、｣
ぽかんっ。呆けたレティに、好きな奴なんてお前ら以外に居るわけねェだろ。 なんて言って、ふっといたずらっぽく笑う。
瞬間、ぶわっと涙を浮かばせた彼女におろおろと狼狽えたエースは、よかったと呟いたのを聞き取って、優しく笑った。
｢エースくん、だいすき｣
｢知ってる｣
手を掴んで離さないレティはエースと並んで外に出て、暫く白ひげ海賊団に居座ったらしい。
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ロロ(プロフ) - 取り合いしないと出られない部屋でゾロさんとサンジさんをお願いします🙇♀️⤵️ (2022年10月9日 12時) (
レス) id: 9b9224080b (このIDを非表示/違反報告)
お菊推し(プロフ) - リクエストなんですけど赤鞘九人男に取り合いされないと出られないって出来ますか？それと頬にキスしないと出られない部屋お願いします！赤鞘九人男です (2022年9月6日 4時) (レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
レッド・ムーン - リクエストで、ハルタに本気で告白しないと出られない部屋でよろしくお願いします (2022年9月4日 20時) (レス) id: c7e5dae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
ネコネコ(プロフ) - リクエストで、クザンに襲われないと出られない部屋よろしくお願いします！ (2022年7月25日 20時) (レス) @page30 id: 7782e48bcb (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 寿 ライラさん» おっ！私もそれ思ったー！私もライラさんと同意見です！お願いします！！ (2020年7月17日 20時) (レス) id: 58bdaeccd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年4月23日 23時
