いちゃつかないと出られない部屋 ページ25
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如月様リクエスト！ありがとうございます！
(恋人設定)
｢んん？｣
｢あ｣
｢あ？……あ！？｣
私の声に反応したように振り返った緑髪のその人に飛びついた。
私の恋人である彼は、ジェルマ66の四男、ヨンジ。
色々な場所を移動し暮らしている彼に会えるタイミングなんて本当に少なく、たまたま私の任務地が被る以外は連絡を取り合うことも無い。
｢レティ、ここは何処だ！｣
｢……そんな事は後でいいだろう。ヨンジ｣
不満気に眉を寄せた目の前の女を抱きしめる。
まあ確かに、会える事は滅多に無いのだから、会える内に充電はしておかなくてはならない。
それにここが危険な場所であるなら彼女がこんな可愛らしい我儘を言ってくるなんて有り得ないし、きっと何度か来た事があるからこその台詞だろう。
ふわふわとした、出来損ないの兄を思い出させる金髪を撫ぜる。
抱きしめた事で顔にかかるそれは鬱陶しい筈なのに何故か嫌悪は抱かなかった。
｢……俺と結婚すればずっと一緒に居られるぞ｣
言ってからハッとして、意味も無く口を噤んだ。
この女が革命軍のトップに命を捧げているのも、１箇所に留まるなんて羽を捥ぎ取ってしまうだけだというのも分かっている。分かっているが、
好きな女を傍に置きたいと思って何が悪い。
この女の強さならば父上は喜んで迎え入れるだろう。
｢私は、革命軍を辞めない｣
｢……あァ｣
｢でも、｣
少し体を離して、両手で頬を挟まれる。
ふわりと笑う姿に、いつかの母の顔が重なった気がした。
｢私が闘えなくなったら、その時は貴方に助けてもらうよ｣
首に回ってきた腕に引き寄せられ、自分でも驚く程すんなりと目の前の唇に口付けを落とした。
今はそれで我慢してやる、だなんて胸の中で独りごちて、思う存分に好きな女を貪る。
そのまま何故かあるベッドに押し倒そうとして、胸を押されて離れて見れば、困ったように眉を下げる姿が目に入ってまた抱きしめた。
｢この後直ぐ任務があるから｣
｢……そうか｣
｢続きは、また今度ね｣
するりと腕から抜け出して、不敵に笑ったその表情を、きっと俺はずっと忘れないだろう。
お互いに、いつ死ぬか分からない身だから、また今度なんて約束はした事がなかった。のに出た台詞に愛おしさが増して。
最後に1度だけと落としたキスの後、愛してるなんて呟かれれば、次会う時が待ち遠しくなるだけだ。
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ロロ(プロフ) - 取り合いしないと出られない部屋でゾロさんとサンジさんをお願いします🙇♀️⤵️ (2022年10月9日 12時) (
レス) id: 9b9224080b (このIDを非表示/違反報告)
お菊推し(プロフ) - リクエストなんですけど赤鞘九人男に取り合いされないと出られないって出来ますか？それと頬にキスしないと出られない部屋お願いします！赤鞘九人男です (2022年9月6日 4時) (レス) id: c04714e485 (このIDを非表示/違反報告)
レッド・ムーン - リクエストで、ハルタに本気で告白しないと出られない部屋でよろしくお願いします (2022年9月4日 20時) (レス) id: c7e5dae3f5 (このIDを非表示/違反報告)
ネコネコ(プロフ) - リクエストで、クザンに襲われないと出られない部屋よろしくお願いします！ (2022年7月25日 20時) (レス) @page30 id: 7782e48bcb (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 寿 ライラさん» おっ！私もそれ思ったー！私もライラさんと同意見です！お願いします！！ (2020年7月17日 20時) (レス) id: 58bdaeccd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年4月23日 23時
