＃４６ ページ6
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クジラの背に見つけたのは謎の扉
｢なんじゃこりゃ…｣
『…さァ』
その扉に取り敢えず入ってみたものの
｢何でクジラに扉があって…通路があるんだ…｣
『しかも継ぎ接ぎだらけ…』
取り敢えず歩く？と口にする前に既にスタスタと歩いていっていたルフィ
慌てて追いかければ、ガクンと揺れて、グルグルと回転するように回り始める
｢何だァ!!?おいレイス！捕まってろ！｣
ルフィに抱えられて、グルグルしながら転がっていく
｢あー目が回るーっ｣
『ねェルフィ君、行き止まりじゃない？』
｢なぬっ!!｣
急には止まれずにルフィが顔面から突っ込み、それによって勢いが止まって、下にあった穴に落ちた
｢…今度は何だ？海か？川か？｣
『水路…かしらね』
鉄でできたそこがギギギギ、と音を立て始め、反射でルフィにしがみつく
｢うわっ傾く!!｣
文句も言わずに持ち上げられて、叫びながら足を動かしてるのが面白い
傾いたせいでできた坂をどんどん下っていく
『おー…早い』
｢止まらねェェエエエェエ!!｣
前に扉があって、そこに人が2人居る
｢｢｢ああああああああ!!!｣｣｣
ルフィと一緒にその2人が叫んで、結局止まれず、
ドカー…ン!!
素晴らしく綺麗に突っ込み、その後に来たのは浮遊感
『あら、下海よ？』
ルフィにしがみついている状態で言えば、下の方から困惑したように名を呼ぶ声が聞こえた
｢ルフィ…!?レイス…!?｣
｢よォ!!皆無事だったのか！｣
『取り敢えず助けてくれない？』
ザブーンという海に落ちる音と共に、体を水に侵される感覚がして力が抜ける
別に、私はアンタを嫌いじゃないのにな
なんて思いながら、遠くなっていく海面をただ見つめた
______
___
無事に引き上げられ、何故かサンジに風呂に押し込まれた
風呂って言ってもシャワーだけだけど
くあ、と欠伸をしながら髪を拭いていれば、外から砲撃の音がした
取り敢えず首にかけていたタオルをそのままに外に出てみる
｢オホホホホ!!ムダな抵抗はよしなさいっ!!｣
｢そんなに守りたきゃ守ってみろ!!このクジラは我々の町の食料になるのだ!!｣
さっきぶつかった2人がそれぞれバズーカを構えて笑ってる
よく分かってないのはルフィも同じようで、一緒に首を傾げてからその2人の後に立った
私は男の方を蹴り、ルフィは女を殴る
｢何となく｣
『蹴っといた』
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Mana - このお話めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってください！ (2020年4月30日 17時) (
レス) id: ecb2e4c19d (このIDを非表示/違反報告)
abcvstpumivwyk(プロフ) - このお話すごく好きです！更新待ってます頑張って下さい(^^) (2020年4月7日 8時) (レス) id: f350cb33ca (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - とても面白くて大好きです！これからも応援してます！ (2019年8月18日 18時) (レス) id: 43ab538aea (このIDを非表示/違反報告)
こん(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (2019年4月1日 11時) (レス) id: a9d22d7cfb (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 続きが気になってとてもワクワクしています！ (2019年3月18日 21時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年1月26日 23時
