５９話 ページ22
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ルフィくんが前から吹っ飛んできて、焦って腕を掴んだ
危ない
ていうか誰だ
黄猿さんか
『ルフィ、傷を、』
｢はぁ…ｯはあ、ごめんありがとう！｣
息を切らしながら、私の話なんて全く聞かずにまた駆けて行くのに溜息をついた
助けるのが早くなるのはいい事だが、それで体力を消耗したら逃げる時どうするつもりなんだろう
なんて考えていれば、今度はレイが吹っ飛んできて腕を掴む
『……この短時間でなんでそんなに怪我を、』
｢ごっめんA！ありがとう！｣
コトコトの実は使うの体力を使うと言っていたし、体術と併用して戦い勝つには思考を回し続けなければならないだろう
あの子は要領はいいが頭がいい訳では無い筈だし
それでもあそこまで動けるのはレイリーさんのお陰か
｢考え事かぁい？随分余裕だねェ〜｣
『別に。死ぬ気がしないだけ』
この黄色が前線に出てきているなら、レイまで傷だらけになっていても頷ける
海軍は、白ひげ海賊団に喧嘩を売った時点で騎虎之勢なのだし
大将を前に置くことも有り得るか
『大将も大変ね』
｢オヤ〜？同情かい？｣
『ほざけ』
生み出された光の剣に、刺青から鉄パイプを取り出す
そこに覇気をまとって、体には身体強化の魔法を
彼等能力者には、攻撃魔法を当てるのは難しいから
びゅっと音を立てて近付き、勢いに任せて横から武器を振りかぶる
｢ン〜、怖いねェ〜｣
『若いっていいでしょ』
べ。至近距離で舌を出して見せれば、光の玉を生み出すのに眉を寄せた
ひゅんひゅんと音を立てながら、私の周りを飛んで、同時に散る光によって視界が眩む
頬やら足やら、色んな場所に付けられる切り傷から血が垂れた
舌打ちを漏らす
『虫みたい』
鬱陶しいのは嫌いだ
気持ち悪いのも嫌い
だから虫は大嫌い
光を相手に勝算はない
能力者相手には、魔法も使いずらい
『使えないとは、言ってない』
能力者の身を離れた、ただ飛んでいるだけの光ぐらいなら、私の生み出す光でも
『魔導石色。イエロー、ロック』
相殺できる
黄猿さんのよりも一回りほど大きな光の玉は、攻撃を飲み込んで消滅した
相変わらずにこにこしているこの人が、私は結構苦手だ
｢君は、味方する相手を間違えたねェ〜｣
『？兄弟以外に、誰が居る』
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noppi(プロフ) - 続きが楽しみです！！ (2022年11月22日 2時) (
レス) @page31 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - とても面白いです！！続きがとてもきになります！更新頑張ってください！！ (2022年8月24日 16時) (レス) @page25 id: dbceaaed1c (このIDを非表示/違反報告)
リーフ - 面白すぎて一気読みしちゃいました…！！続きめちゃくちゃきになります！！更新頑張ってください！！ (2022年7月15日 22時) (レス) @page24 id: 3fbf61d899 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - エース助かってほしいですね！これからも無理せずに頑張ってください！ (2020年7月7日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
祥(プロフ) - れもんそーださん» んんんん本当にありがとうございます……！くそみたいに亀よりコアラとかナマケモノぐらいの更新速度ですがお付き合いいただけると嬉しいです……！！！ (2019年12月6日 9時) (レス) id: d253b47002 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年1月6日 19時
