［ONE-PIECE］犬系彼氏。猫系彼女。

猫と狐。(リク) ページ13

.


※イゾウに異常に甘やかされる
(サッチとは付き合ってない)






｢座ってろ｣

｢っ、でも、｣

｢聞こえなかったか｣




いつもの会話をして、完全に不貞腐れているシャルロッテの頭を撫でるイゾウは、いつもの様に苦笑した。

周りはまた始まった。と見慣れたように自分の食事へと戻る。


彼が彼女を異常に可愛がるのはいつもの事で、今日も、嫌がりながらも彼女が折れるのだと、

そう、皆が思っていた。




｢イゾウ｣




自分の元から離れようとした彼の名を呼ぶ。

驚いたように振り返ったのは、きっと敬称を付けなかったからだ。

周りも驚いたように食事の手を止めて、好奇の目に晒されている現状に嫌気がさした。


少し違うだけでこんなにも周りが気にする程に、彼が彼女に対して"甘い"という事実は当たり前のことになっていたのだ。




｢なんだ｣

｢…私が、そんなに、｣




そこまで言って、言葉を選ぶように視線を彷徨わせる。

口を開いたり閉じたり繰り返して、自分の感情を上手く表現する言葉だって見当たらない。


あぁなんて、みっともない、




｢ンなわけねェだろう｣




ぐいっと腕を引っ張られて、イゾウ隊長の顔が目の前に来る。

キスでもしそうなその距離に驚きで目を見開いて

あ、隊長凄い、綺麗な顔してる、女の人みたい。お肌綺麗。目は案外、切れ長だけど怖くないんだよな、




｢お前さんは、｣




はらりと落ちてきた自分の髪に、彼の手によってゴムが取られたのだと悟って。

目の前の整った顔が柔らかく笑んだから。

あぁやっぱり、




｢髪、下ろしてる方が綺麗だぜ｣

｢…知ってます｣






.死ぬほど甘い

(本当に可愛いな)

(…うるさい)




(｡-ω-｡)----------ｷﾘﾄﾘ線----------(｡-ω-｡)


圧倒的そうじゃない感

もっと甘々に甘やかしてもらおうと思ったんですが何故かこうなった

また再挑戦します



というか遅くなって申し訳ございません！！！

犬と猫と、？（リク）→←第1回性癖暴露大会（リク）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す