過保護>>5 ページ6
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家に帰って、サボから盛大に怒られたレティとエース
レティは家事禁止になった為、部屋でヘッドホンを付け、ベッドに寝転がっていた
家事禁止は、普通ならばバツにならないのだが、弟大好きなレティにとったら、これ以上ない罰だ
｢…！レティ！｣
声と共にヘッドホンを取られ開いた瞳は、世界中でも珍しいバイオレット
その瞳と、それに合わせて染めた髪は、レティの容姿をより美しく引き立てる
｢何？｣
｢風呂、沸いたぞ｣
にしし、と笑うルフィはサボかエースに頼まれて言いに来たのだろう
分かったと返事したレティにヘッドホンを返し、漫画を本棚から取り出すルフィは居座る気満々だ
見られて困るものなんて無い
そう公言したレティの部屋は、出入り自由になっている
ルフィはともかく、年頃の男の子であるサボとエースは、本人に用事が無ければ滅多に来ないが
｢ルフィ、一緒に入る？｣
｢ん？おう！入る！｣
着替えを用意したレティが部屋から出る前に聞けば、笑顔で返事をして漫画をちゃんと元の場所に戻す
ルフィとレティが一緒にお風呂に入るのは、決して珍しくはない
サボもエースも、幼い頃は一緒に入っていたのに今は入っていない
寂しい。と俯きがちに呟いたレティに2人が悶えたのはいつの話だったか
｢先に入ってる｣
｢分かった！直ぐ行くな！｣
｢うん｣
珍しく自分の頭を撫でてきたルフィに目を丸くしてからふわりと笑い、風呂場に向かう
その際通ったリビングでテレビを見ていたエースにも一緒に入るかと聞いたが、入らねェ！と即答され、レティは少しばかり肩を落としていた
返答したエースの顔が赤かったのには、多分気づいていないのだろう
バスタオルを体に巻き付けて、最近切りに行ったばかりの髪を洗う
手早く体を洗い終えてきゅ、と蛇口を捻ったところで、がらっばん！と盛大な音を立てて扉が開いた
｢レティっ、髪！洗ってくれ！｣
入ってくるなりそう言ったルフィに、レティは目元を緩めていいよ、とバスチェアに座らせる
腰にはしっかりとタオルが巻かれていて、これもエースとサボが教えたおかげだ
因みにレティのバスタオルもエースとサボが半ば強制的に巻かせたものだ
(最初は2人共何も巻かずに入ろうとしていた為)
元気に今日あった事を身振り手振りで話すルフィに相槌を打ちながら、手早く髪を洗い終えたレティはやっと湯に浸かった
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祥(プロフ) - りっちゃんナウさん» わああありがとうございますっ！愛されです！頑張ります！本当にありがとうございます!! (2018年4月9日 5時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
りっちゃんナウ(プロフ) - いつも読んでいます！ 良ければ愛され的な感じがいいです！ よろしくお願いしますぅぅ 俺にどうしろっていうんだと共に2個持ちは大変だと思いますが頑張ってくださいいいい (2018年4月9日 1時) (レス) id: e9d2eacd49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2018年4月8日 17時
