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身の上話 ページ1
ソウルに来て2カ月が過ぎた。
あっという間だった…とは言えない。
まだまだ半人前だというのに言葉が分かるという理由だけで単身ソウルに異動させられ、戸惑っていないはずがない。
仕事だって、自分で成し遂げたことなんて一つもなくて、現地スタッフと上司との通訳のようなもの。
不満を言えばきりがないけど…。
今日も14時から会議室に呼ばれている。
仕事の話ならまだいいが、最近は接待ゴルフの予約やら飛行機の手配までさせられている。秘書じゃないんですけど、と思いながらもしぶしぶいつも引き受けている。
時間の5分前に会議室に行くと、上司の川井さんが窓の外を見ながら立っていた。
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革ベルト
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作者名:SHBM