第5話「現状」 ページ7
僕が起きるとリカバリーガールが誰かに電話をかけている
すると激しい睡魔に襲われる
この感覚、知っている
強制的に夢や精神世界に呼ばる感じだ
抵抗するのも無駄だと思い瞼を閉じて身を任せる
次に目を覚ましたのはスポットライトに照らされた円卓のような場所
？「やぁ。気分はどうだい？」
『おかげで心身疲れ果ててるよ』
…おかげで？
僕はこいつを知っている？
？「改めて自己紹介と行こうじゃないか。
私はチェッカーフェイス、この事の発端でもある」
『僕の記憶喪失もお前のせいか？』
ﾁｪ「いや、それは誤算だったよ
君に頼みたいことがあってここに連れてきた」
こことはどこだ、まず記憶喪失の僕に何を頼むって言うんだ
ﾁｪ「あぁ、心配しなくていい。記憶は戻そう」
『戻るのか？』
ﾁｪ「記憶にまつわる事を見せれば大概は戻る」
そう言うとﾊﾟﾁﾝと指を鳴らし、辺りに霧が立ち込める
─今から君に幻術を見せる─
そう聞こえた気がした
幻術を見ているとその一挙手一投足に覚えがある
すべて見終わる頃には記憶は戻っていた
『…色々と言いたいことがあるが頼みを聞こうかクソ仮面』
ﾁｪ「そうこなくては。実は───___…」
『…いいだろう。』
ﾁｪ「頼んだよ」
『僕がいない間あっちはどうなるんだ』
ﾁｪ「なんとかしてもらうよ」
『お前というやつは…』
勝手に異世界に飛ばしやがって勝手に頼み事か…
愚痴は絶えないがどうやら事は思っていた以上に面倒らしい
ﾁｪ「では頼んだよ」
意識がだんだん戻っていく
側にはヒョロヒョロで金髪の…おじ、さん？
と、目の下にすんごいクマのある人が僕を見ていた
？「目が覚めたかね、少女よ！」
『…え？』
？「…戸惑ってますよ、オールマイトさん」
ｵ-ﾙ「そうだね、まずは自己紹介だ！
私はオールマイト。No.1ヒーローさ！」
？「相澤だ
早速聞きたいんだが、」
ﾘｶﾊﾞ「あぁ、ダメだよ。その子記憶喪失で名前もわからないそうだ」
ｵ-ﾙ「おぅ…どうしましょうか…」
こっちがだ、僕だってさっきまでここどこ私は誰状態だったんですから
でも記憶喪失ってのは便利だからこのまま行こうじゃないか
相澤「…ウチで預かりましょうか」
「「…え？」」
え？いや…えっ？
ｵ-ﾙ「い、いいのかね？相澤君」
相澤「いいも何もそうじゃないと話が進まないじゃないですか」
マジですか…
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イヴ(プロフ) - ゆうあさん» ありがとうございます！戸籍上はイタリア人なので時々感覚違ったりしますwこれからも頑張ります！ (2018年7月15日 17時) (
レス) id: 04927d1a28 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - 紅月ちゃんだいたん！可愛い！更新楽しみにしてます頑張って下さい！！！！！ (2018年7月15日 10時) (レス) id: 286696b0d5 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 式さん» コメントありがとうございます！事情話すのはあと数話後になっちゃいますけどちゃんと書いてるのでご心配なく！(戦闘訓練の時って書いてたんだ自分…) (2018年6月26日 7時) (レス) id: 04927d1a28 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 戦闘訓練をしたその日に相澤先生に事情を話すはずでは？とても面白くて好きです、更新頑張ってください！ (2018年6月26日 7時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - (名前)ちかさん» 応援ありがとうございます！wこれからも誠心誠意更新させて頂きます！ (2018年6月20日 1時) (レス) id: 04927d1a28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=illmizordekk
作成日時：2018年3月21日 13時
