第29話「"アレ"が来た」 ページ33
オールマイトが脳無と交戦中、
手を出してはいけないと思い
僕らは飛ばされないよう遠くに引いて傍観していた
もうすぐ倒そうな雰囲気だったがまだ続きそうでもあった
だが、問題が
大問題が、起きてしまった
そう、あちらは本命は脳無と言っていたが
もう1つあったのだ
弔「脳無はオールマイトで手一杯…
仕方ない…子供にもちゃんと構ってあげなきゃなぁ？」
黒霧と呼ばれた男が死柄木弔と話している
弔「黒霧、"アレ"は出せるか」
ﾃﾞｸ「アレ…!? まだ何かあるのか！？」
黒「大丈夫です、死柄木弔」
弔「さァ…助っ人登場だ…！」
霧の中から現れたのは
ﾌﾟｼｭ--…
聞き間違えの無い起動音、
轟「なんだあれ…ロボットか？」
見間違えの無いあのフォルム、
__「9代目！しっかりしてください！9代目！」
忘れようの無いあの事件、
そう
『ゴーラ…モスカ…！？』
──
ﾃﾞｸ「ゴーラモスカ…？何、それ」
やばい
アレがここにある
あの悪夢が蘇る
僕にとっての損害ではないがあれは悪夢以外言いようがない記憶
『ｯ！！逃げろお前ら！』
動こうとした瞬間モスカがお得意のミサイルを発射した
軌道からして無差別攻撃、だが敵側には攻撃が行っていない
ただこちらに来ていることに違いはない
ﾃﾞｸ「(し、死ぬっ…！！)」
皆打つ手も無く屈み込む
まぁバラけてくれるより守りやすい
『オラｧ！！』
珍しく双剣を抜いた
と言っても鞘がまだ付いたままだがそれでも十分使える
飛んできたミサイルを切り落とし
切島、爆豪、轟、緑谷を庇うように前に立つ
切島「双剣…？」
爆豪「…んだよやりゃぁ！！」
『待て行くな！』
爆撃を準備しながらモスカに突っ込む爆豪
だがまたミサイルが飛んでくる
四方八方から塞ぎ込まれ絶体絶命とはまさにこの事
『ったく！』
全速力で爆豪をミサイルの中心から引っ張り出し肩に抱える
爆豪「…ｯ/ 降ろせ黒女！」
『冷静になれたら降ろしてやる
緑谷、轟、切島、全速力で入口まで走れ！』
切島「でもAは！」
間髪入れずに攻撃が炸裂
『っ…
いいか言ってしまえばお前らはお荷物だ！
兎に角逃げろ！んでもって全員ここから離れさせろ！』
爆豪「俺を降ろせ！」
『なら降ろしたらすぐ逃げろ、いいな！？』
そう言って爆豪を着地していた木の上から放り投げた
第30話「生贄式戦闘用可動ロボット」→←第28話「月の役割」
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イヴ(プロフ) - ゆうあさん» ありがとうございます！戸籍上はイタリア人なので時々感覚違ったりしますwこれからも頑張ります！ (2018年7月15日 17時) (
レス) id: 04927d1a28 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうあ(プロフ) - 紅月ちゃんだいたん！可愛い！更新楽しみにしてます頑張って下さい！！！！！ (2018年7月15日 10時) (レス) id: 286696b0d5 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - 式さん» コメントありがとうございます！事情話すのはあと数話後になっちゃいますけどちゃんと書いてるのでご心配なく！(戦闘訓練の時って書いてたんだ自分…) (2018年6月26日 7時) (レス) id: 04927d1a28 (このIDを非表示/違反報告)
式(プロフ) - 戦闘訓練をしたその日に相澤先生に事情を話すはずでは？とても面白くて好きです、更新頑張ってください！ (2018年6月26日 7時) (レス) id: 4d4834db33 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - (名前)ちかさん» 応援ありがとうございます！wこれからも誠心誠意更新させて頂きます！ (2018年6月20日 1時) (レス) id: 04927d1a28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イヴ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=illmizordekk
作成日時：2018年3月21日 13時
