お迎え ページ2
そんなに悩むなら家出ならぬアジト出なんかしなければよかったのに、とは思う。
いやだって、ねぇ？
あのままみんなと一緒にいたら私の正体がいつかバレてしまいそうだったんだもの。
ほら、子供ってピュアだから…聞かない方がいい事がまだわからないというかさ。
「…あ〜…なにこのお布団永眠したい…」
考え事をしながらもっふもっふのお布団によって気持ちいい眠気に襲われたが、ちょうどその時ドアをノックする音が聞こえた。…心の中でなら舌打ちしても良いよね！！！！
「はいはい今開けますよー
…あれ？イルミ？」
「や。迎えに来たよ」
迎えに…って執事さんが来てくれるんじゃなかったっけ？
何かの事情でイルミが来ることになったのかな…まあどっちでも良いけどお腹空いてたから丁度いいかもしれない。
「ありがとう、…あの、お迎えって執事さんが来てくれるって聞いてたんだけど…？」
「………………
……Aって、目を離した隙にどこかに行っちゃいそうだから。
それにやっぱり1年も会ってないと、嫌でも遠く感じるものだしね」
…今ぶわって目から塩水出たよ。
イルミ…そんなに寂しい思いさせてたなんて…ごめんな…ごめんなァ…
私は片方の手をイルミの頬に手を添え、片方の手で頭を撫でた。
「………寂しい思いさせてごめんね、イルミ。またしばらくは前みたいに一緒に居られるからさ」
「そっか……うん、ならいいよ」
「ん。じゃあ夕食行こっか」
.
.
.
「みんな揃ったわね？
それじゃあAさん、改めてゾルディック家へようこそ！
今日の夕飯は腕に磨きをかけて作ったから、遠慮しないでたくさん食べてちょうだいね！」
「あっハイ…！じゃあ、いただきます！」
「「「いただきます」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りんごのうさちゃん職人 - booksさん» booksさん、いつもコメントありがとうございます！！そうなんですか！？それが聞けて嬉しいです(；ω；)booksさんの作品も応援してます！！ (2019年5月8日 18時) (
レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
books - 私、この作品見て書き始めました！！応援してます！！ (2019年5月8日 17時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 棒人間さん» 棒人間さん、ありがとうございます！！今回はゾルディックと例の奇術師を中心に書こうかと思ってます(＞＜)頑張ります〜〜！！！！ (2019年4月23日 20時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 続編おめでとうございます！幻影旅団も良いですが、ゾルディック家も最高です！これからも頑張って下さい！ (2019年4月23日 18時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年4月23日 8時
