拒否権 ページ10
準備は全て整った。
顔を洗ってから朝ごはんまで、全て早朝に済ませて今、修行着を借りてゾルディック邸の庭にいる。
シルバさんから修行の許可は下りたので、なるべく誰もいない庭の隅で行うことにした。
「………よし、やりますか」
「わしも見学していいかの？」
「ヒェッ…、
ゼノさん…いつからそこに…
…ん？"も"って？」
「………イルミ、おるんじゃろ。バレとるぞ」
「…なんだ。バレてたの」
木陰からそっと出て来たのはイルミ。
いやいや私は気づかなかったですけどね？気づいたのゼノさんだけですからね？
「Aの修行が始まるっていうから、てっきり爺ちゃんと組手でもするのかと思ってた」
「おお、それも良いのう…
お主、やってみんか？わしと組手」
…おーい私の拒否権戻ってこーい。
サラサラと会話が展開するから完全に流されマンになっちゃったけど…ここのお家は黙ってると自然と拒否権が奪われる仕組みなんですね把握。
ここまで来れば突然の急展開パターンはもう慣れた。慣れたかぁないんですけどね！！！！！
「………わかりました、やりましょう。組手。拒否権が見当たらないので。」
結果は目に見えて私の負けだが、何か得られるものがあるかもしれない。
嫌々ながらの対戦だけど、少しだけワクワクしていた。
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りんごのうさちゃん職人 - booksさん» booksさん、いつもコメントありがとうございます！！そうなんですか！？それが聞けて嬉しいです(；ω；)booksさんの作品も応援してます！！ (2019年5月8日 18時) (
レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
books - 私、この作品見て書き始めました！！応援してます！！ (2019年5月8日 17時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 棒人間さん» 棒人間さん、ありがとうございます！！今回はゾルディックと例の奇術師を中心に書こうかと思ってます(＞＜)頑張ります〜〜！！！！ (2019年4月23日 20時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 続編おめでとうございます！幻影旅団も良いですが、ゾルディック家も最高です！これからも頑張って下さい！ (2019年4月23日 18時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年4月23日 8時
