違う ページ41
「…ツボネ、俺たちとAってそんなに住んでる世界が違うのかな」
Aが降りたジェット機の中では、イルミの心に残ったわだかまりを解かそうとこんな会話があった。
もちろんAはそんな事も知らずにホテルの一室へと向かっている最中である。
「…イルミ坊っちゃまは大そうA様が気に入られておられますねぇ」
「質問に答えて。ツボネはどう思う？住んでる世界が違うか、違くないか」
「わたくしは違うと思いますよ。これからゾルディック家の暗殺者として加わるとはいえ、生まれた環境は違いますからねぇ、」
「…生まれた環境、ね」
住んでる世界が違う、この言葉はゾルディック家の者とそうでない者を分ける決定的な言葉になる。
12年後にイルミがゴンに向けて思う気持ちがここですでに芽生える事は決して悪いことではない。
「…これもっとスピード出ないの」
「出ますとも。早めにご帰宅されますか？A様がいらっしゃった時はゆっくり飛べと仰っていたのに」
「一言多いよツボネ。早くスピード出して」
「…かしこまりました」
少しでも長い時間をAと過ごしたかったイルミは、意識的にジェット機のスピードを遅くするよう命じていた。もちろんこの事もAは知らないのだけれど。
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りんごのうさちゃん職人 - booksさん» booksさん、いつもコメントありがとうございます！！そうなんですか！？それが聞けて嬉しいです(；ω；)booksさんの作品も応援してます！！ (2019年5月8日 18時) (
レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
books - 私、この作品見て書き始めました！！応援してます！！ (2019年5月8日 17時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 棒人間さん» 棒人間さん、ありがとうございます！！今回はゾルディックと例の奇術師を中心に書こうかと思ってます(＞＜)頑張ります〜〜！！！！ (2019年4月23日 20時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 続編おめでとうございます！幻影旅団も良いですが、ゾルディック家も最高です！これからも頑張って下さい！ (2019年4月23日 18時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年4月23日 8時
