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ミルキと別れてから、また長ァァァァい廊下を歩けば両開きの高級そうな扉の前まで来た。
「この部屋で父さんと母さんが待ってるから。まあ適当に挨拶してよ」
………軽く言いますけどねイルミさん。さっきからこの扉の向こう側からの殺気が息苦しいんですよ。
まあここまで来たからには開けるしかないんですけどね!!
私は深呼吸して意識を集中させてから、金色の取っ手に手をかけた。
ガチャ
「…Aと申します。
お招きしていただき、ありがとうございます」
「まあまあまあ!よくここまで来て下さったわ!
ようこそ、ゾルディック家へ!!」
扉を開けて部屋に入ると、そこにはキキョウさんしか居なかった。
…いやそんなはずはない。
イルミは「父さんと母さんが待ってる」と言っていた。
きっとシルバさんは最後の刺客として、この部屋の中で絶をしてその時を待ってるに違いない。
私は円をこの部屋の範囲まで広げてみる。
「………え、居ない…?」
円を広げてみたが、シルバさんらしきオーラは見つからない。
本当にこの部屋にいないなんてそんなはず無い。きっと窓の外とか天井とか私の背後とか「いるぞ」…まさか。
「…っ!う、しろかっ……!」
声がした方を振り向くと私の背後にはシルバさんが立っていた。
シルバさんはダガーを持っていて、声を発したと同時に私に向けて突き刺そうとする。
私も、ノロマではないのでそれに反応して避ける。
ある程度距離を取ると、私は練をした。私の実力はこのくらいですよ、っていう暗示にもなるしね。
「………ほう、面白いオーラを発するんだな」
*********
続編へ行きます!!
ここまで読んでくださったAさん、ありがとうございます(;ω;)
何せこの物語はまだまだ中盤なので、これからもまだまだ続きます!!
それではまた続編でお会いしましょう!
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りんごのうさちゃん職人 - うめち。さん» うめち。さんありがとうございます( ; ; )!そんな嬉しい言葉、私なんかには勿体ないくらいです…本当に、あの、天にも昇る心地です…(?) (2019年4月21日 23時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
うめち。(プロフ) - はじめまして、読ませていただきました…!H×Hの再熱のタイミングで出会えてよかったなと思える作品でした!イルミが可愛い!ありがとうございます…めっちゃきゅんきゅんといいますか、うわぁぁぁってなりました…(?)これからもお体に気をつけて更新頑張ってください (2019年4月21日 20時) (レス) id: 7ffb8efa83 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - 棒人間さん» 棒人間さん、コメントありがとうございます( ; ; )ずっと読者さんとお話したいなと思っていたのでコメントいただけて嬉しいです、、何かリクエストや要望がございましたらなんなりと!! (2019年4月17日 20時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
棒人間 - 初めてコメントさせていただきます。面白いですね!思わず一気に読んでしまいました!これからも応援しています!頑張って下さい! (2019年4月17日 19時) (レス) id: 804948c577 (このIDを非表示/違反報告)
りんごのうさちゃん職人 - booksさん» booksさん、コメントありがとうございます!!booksさんの作品少しだけ読ませて頂きましたが、全然文才がないなんて事はなかったですしむしろポケモンが守備範囲じゃない私でも楽しく読ませていただきました^^この作品をこれからも読んで頂けると幸いです!! (2019年4月17日 19時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごのうさちゃん職人 | 作成日時:2019年4月8日 20時