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猫目少年 ページ4

「あの、ごめんなさい…!私もまだ状況が掴めてないんだけど気づいたら上に乗ってて、それで、「別に大丈夫」そうだよね慰謝料払えって話だよね………………え?」



…この子今なんておっしゃいました?
大丈夫だって?
……………いやいやいやいやまさか。いやまさか。私の聞き間違いに違いない。うんきっとそうだ。




Aが大部分は使い物にならない頭をフル回転させてる間にも、その少年は「じゃ」と言ってスタスタと歩き去る。
それを見兼ねたAはその少年が強がってるのだと思い込んで呼び止めた。
彼はもう立派な暗殺者だというのに。



「っえ!?ちょっとまって!?本当に大丈夫なの!?無理してない!?!本当は肋骨がパン粉状態になってない!?!?!!?!?」







シュッ



という音がしたと思ったら目の前にあの少年はいない。あの一瞬で彼はAの後ろに回り込んだのだ。





「…死にたくなかったら、わかるよね」




………今までこの体質のせいで、何度か本当に命の危機を感じた事はある。

だけどこれは別格だ。

まるで大蛇に締め付けられてるネズミの気分。
命を狙われるという恐怖を生まれて初めて味わった。首筋から流れる血が生暖かくて、それが余計に恐怖を感じさせる。





「本当はここで殺しても良いんだけど、君見るからに弱そうなのに現れた時気配がなかったから、生かしといてやる」








これから使えるかもしれないし、と加えてその少年は首から変形した手を離して去った。





少年の姿が見えなくなると、Aは緊張が解けて力が抜けてしまったのかへにゃへにゃと路上に座り込んでしまった。



………絶対立ててはいけないような音を立てて変形したあの手、ぱっちり猫目、サラサラな黒髪、真っ白なつるつるのお肌、そして決して崩さなかったポーカーフェイス…間違いない






おっと読者の皆様申し遅れました私Aはハンターハンターが大好きな18歳なのです。つまりさっきの少年が誰であるか私にはわかってしまった。うん、間違いなく彼は_____









「…イルミ、」








……………ん?まてよ。ということはここはハンターハンターの世界であって、私はつまりトリップしたってこと、だよね。わお。これに関しては幸運。ありがとう神様(合掌)






さて。自分の大好きな世界に飛び込めたのはいいけど世界が世界なだけに困る。
まさしくここはデッドオアアライブ。
そこで大きな問題が1つ、
どうやって生活しよう…?

イルミ(10)side→←お尻



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設定タグ:イルミ , H×H , ハンターハンター   
作品ジャンル:アニメ
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はにか※はにかん(プロフ) - 不運というか、いじm((最初から面白いですね!読んでいくの楽しみです! (2019年9月4日 23時) (レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - ひなたさん» ひなたさん、この小説を読んでいただきありがとうございます!そう言ってもらえてこれからの励みになります〜〜(><)長ァァァくなるとは思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです!!!! (2019年3月2日 11時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして!設定やストーリーがとても好みで面白いです!応援してます!! (2019年3月2日 8時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんごのうさちゃん職人 | 作成日時:2019年2月20日 15時

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