お尻 ページ3
………あ、意識ある。
頭を強く打っ、…てはない。むしろ先に手をついたから手の皮がむけてヒリヒリする。お尻は痛くない。
あれー…私落とし穴に落ちたはずだよね、？
あっでも待って、それは確か夢だったから実際に落ちた感覚がするって事はベッドから落ちた…？
…さっきから目は閉じてるのに辺りが明るいって事はもう朝か。朝からベッドから落ちるっていう事は不運体質は治ってないみたいだ。ああ神よ。何故。
哀れな自分に合掌して、まだ明るさに慣れてない目を開けて目に入ったのは自分の部屋
「……………ん…？」
…訂正します。自分の部屋ではなかった。むしろ屋外。
………ちょっっっっと待って、ただでさえいつも頭が回らないのに余計に思考が追いつかない。落ち着け私いや無理だな。
寝て目が覚めてみたら外にいるってどういうドッキリ？誰かプラカード持って待機してるの？
それに見回してみるとなれ親しみのない風景が周りに立ち並んでいる。
もう一度目をこすってみたが、やはり風景は変わらない。
周りは煉瓦造りの建物が立ち並ぶ日の当たらない…路地裏というのがふさわしいだろう。そこにいた。いや何故。
いつものAならあと30分は行き惑うが、予想に反して意外と早く事は進んだのだった。
それも、Aが立ち上がったのが原因である。
「………………っお？」
新しい異変に気付いたのは早かった。
と、同時に落ちたはずなのにお尻が痛くなかった原因がわかった。
「…ひっ、人っ！？！？嘘でしょ！？ずっとお尻で踏み潰してたのか…しかも…こ、子供…」
成人近くの女性に上に乗られた、ましてや落ちてきたのだから無事であるはずがない。
Aは少年の生存確認をしようと、体を揺さぶってみた。
「あのー…生きてますかー」
何度か揺さぶってみるも、黒髪の少年は起きる気配はない。
「…まさか死んでないよね…？…骨が折れてないことを祈って、し、失礼します…」
うつ伏せになってる少年を仰向けに起こそうとした時、なんの前触れもなくその少年はムクッと体を起こした。
それにびっくりしてAもビクッ、と身体を跳ねらせて咄嗟に上になってしまったことを詫びた。
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はにか※はにかん(プロフ) - 不運というか、いじm((最初から面白いですね！読んでいくの楽しみです！ (2019年9月4日 23時) (
レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - ひなたさん» ひなたさん、この小説を読んでいただきありがとうございます！そう言ってもらえてこれからの励みになります〜〜(＞＜)長ァァァくなるとは思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです！！！！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！設定やストーリーがとても好みで面白いです！応援してます！！ (2019年3月2日 8時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年2月20日 15時
