修行開始 ページ21
「それじゃあまずはこれに着替えてちょうだい！そんで着替える時にこれも身につけること！」
ドンッ
……絶対着替えを置く音じゃなかった
案の定着替えを置かれた机を見ると、ジャージの隣に鉄製の重りがいくつも置いてあった。
「………見てはいけないものがある…」
「何言ってんだわさ！見たところ筋力のカケラもないアンタはまずこれを四六時中身につけて生活すること！それが出来ないんじゃあお話にもならないわよ」
「………うせやろ……」
「まっこんなの修行とも呼べないけど、早速Aにはこれを付けて部屋の掃除してもらうわさ」
ヒェェ…と圧倒したいところだが、早くしろと言わんばかりのビスケの視線がチクチク刺さるので部屋に戻って着替えた。
「………ぐっ、…お、もい……！！」
身につけたのは重りといっても腕や足に付けるような、あの、鎧の甲冑を想像していただければわかるかも。アレのめちゃくちゃに重いやつを身につけてます。
正直、立ってるだけで精一杯である
その上にジャージ着てるからお前体どんな形してるんやと言われても仕方ないくらいにボコボコしてる。
じゃあジャージ着る必要ないんじゃ？と思ってビスケに聞いたら、
「家の中鎧で歩かれても可愛くないからせめて可愛いジャージ着て生活しなさいな」
だと。
…いやたしかにこのジャージ可愛いけどさ………それならこの鎧を可愛くすればよかったんじゃ「なんだもう着替え終わってるじゃない」ぐァァァァァァァ地獄(修行)の時間がァァァァァァァ！！！！！！
「それじゃまずは二階の部屋から頼むわね！アタシはちょっと出かけてくるからわかんないことがあったらここに連絡して！じゃあね〜」
バタンッ
………行ってしまった……。
、とにかく与えられたことはやるしかない
…と思うけど、この重りが重すぎて一歩踏み出すのにかなり苦労する。
私は割と真面目な方なもんで、引きずっちゃえば楽なんだけどそれじゃ良くしてくれるビスケに申し訳ないと思ってしっかり歩こうとする
〜数分後〜
「………はぁ…はぁ…や、やっとホウキまで辿り着いた…」
ゴンやキルアならせいぜい数日で重りに慣れちゃうんだろうけど、元が違うって辛辣…お姉さんまだ付けて数分しか経ってないけど限界…
己のポテンシャルにがっかりしたが、ビスケが帰ってくるまでに終わらせないとペナルティがある事を、言われなくても本編を読んだAは知っている。
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はにか※はにかん(プロフ) - 不運というか、いじm((最初から面白いですね！読んでいくの楽しみです！ (2019年9月4日 23時) (
レス) id: d702d64ecc (このIDを非表示/違反報告)
ほたて - ひなたさん» ひなたさん、この小説を読んでいただきありがとうございます！そう言ってもらえてこれからの励みになります〜〜(＞＜)長ァァァくなるとは思いますが、これからも読んで頂ければ幸いです！！！！ (2019年3月2日 11時) (レス) id: 3edca5edc7 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - はじめまして！設定やストーリーがとても好みで面白いです！応援してます！！ (2019年3月2日 8時) (レス) id: 0dee45b0bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごのうさちゃん職人 | 作成日時：2019年2月20日 15時
