きゅうー ページ11
「ん…?」
そっと瞼を開ける
目の前には灰になって散っていく鬼と
紺色の羽織に身を包んだ隊士
月明かりに照らされその隊士の刃がキラリと光る
その刃は赤色に染まっていた
誰か、来てくれた…良かった…
安心したのも束の間、隊士は私に近づく
『お前さん、大丈夫かえ?ヒドい怪我しとんなぁ
よっしゃ、しのちゃんとこ連れてったるわ』
しの、ちゃん?
ああ、蟲柱様のことか…じゃあ蝶屋敷に連れてってくれるのか…
え?あの蟲柱様と親しい…のか?
じゃあ
「…あの、貴方の名前は?」
『ん?俺か?
黒崎Aや
色柱、黒崎A。覚えときなぁ』
色、柱様…か…
覚えて、おかな…きゃ
そのまま私は意識を手放した
────────────────
『お!目ェ覚めたか!気分どうや?』
「色柱、様…なんでここに…」
『いて悪い事ないやろ…今日は仕事休みやから、見舞いに来たんや』
わざわざ、柱でもないこの私に?
『んで、気分どうや?』
「あ、大丈夫です…
その、迷惑、ですよね…私はただの隊士なのにわざわざここに足を運ばせてしまって、すみません…」
…なんでキョトンとしているんだろう
するといきなり笑い出す色柱様
『ははっ!はぁ…なんや、特に大きい理由は無い。気にかかったから来たんやよ
そんな自分責めへんでええよ!』
まあ本題というとな…
と前置きをし、話始める
『…あの任務ん時、ようやったなぁ
鬼の注意を自分に向かせ親子を守る
そう簡単に出来る事やない…いくら鬼殺隊でも自分の命を鬼に差し出すなどそう出来ひん
やから、今回の事は誇りに思いんさい
お前さんは鬼殺隊の鏡や、自信持ちんさい
頑張ったなあ
これからも鍛錬ちゃんとして、互いにみんなの幸せを守ろうなぁ
大丈夫や、お前さんは出来る子や』
ほなな
と言い、私の頭を撫でる
そして部屋を出て行く色柱様
・
私は、貴方の近くにいられるようになりたいと強く想います
側に、いられるようになりたいです
そう思うのは、悪い事では
ない、ですよね?
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
252人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瓏月(プロフ) - maronさん» うわぁ!ありがとうございます!これからも頑張らせていただきます!閲覧ありがとーございまする! (2020年6月14日 9時) (レス) id: 5211e949e1 (このIDを非表示/違反報告)
maron(プロフ) - 面白いです右のお星様をポチッとしたら100票目でした!!!(クソどうでもいい)これからも頑張ってください! (2020年5月28日 15時) (レス) id: 18f49ca017 (このIDを非表示/違反報告)
瓏月(プロフ) - さねみ推しさん» いえいえ…!お気になさらず…!作品を楽しんで頂ければ幸いです(^-^) (2020年5月21日 20時) (レス) id: 5cd948ec8f (このIDを非表示/違反報告)
さねみ推し - あ強く言い過ぎてしまったごめんなさい、 (2020年5月20日 21時) (レス) id: 71e688f74c (このIDを非表示/違反報告)
瓏月(プロフ) - さねみ推しさん» ひえ…ごめんなさい!頑張ります!ネット環境が整ってないもので…っていう言い訳はどっかぶん投げといて更新やります! (2020年5月19日 21時) (レス) id: 5cd948ec8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:瓏月 | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時:2020年1月1日 1時