試す人#4 ページ2
嵐山
「各自、自分の左手の甲を見てくれ」
言われた通り見てみると、“1000”というデジタル数字が浮き上がった。
空閑
「『1000』……？」
嵐山
「君達が、今起動させているトリガーホルダーには、各自が選んだ戦闘用トリガーが一つだけ入っている。左手の数字は……君達がそのトリガーをどれだけ使い熟しているかを表す数字だ。その数字を『4000』まで上げる事、それがB級昇格の条件だ」
空閑
「ほう」
成る程、こういう仕組みなんだ。
嵐山
「殆どの人間は、1000ポイントからのスタートだが、仮入隊の間に高い素質を認められた者は、ポイントが上乗せされてスタートする。当然その分、即戦力として期待がかかっている。そのつもりで励んでくれ」
意外だけど……本当に意外だけど、先程の三人組は900〜1200程ポイントが上乗せされていた。
空閑
「ははあ……だからなんかえらそうだったのか」
奴等のポーズがムカつく。
嵐山
「ポイントを上げる方法は二つある。週2回の合同訓練で良い成績を残すか、ランク戦でポイントを奪い合うか。先ずは、訓練の方から体験してもらう。着いてきてくれ」
嵐山さんの先導で、私達はゾロゾロと移動を始める。
修と遊真と最後尾を歩いて居ると、
木虎
「三雲君、」
木虎さんが、修に声をかけた。
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あい(プロフ) - この先名前変換が出来なくなっています！ (2018年5月13日 5時) (
レス) id: 66c6f3f00c (このIDを非表示/違反報告)
招き猫の子孫(プロフ) - まだ引きずってるよね笑えました！これからも頑張って下さい！応援してます(´ｰ｀) (2015年11月2日 18時) (レス) id: a614ea2c00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クニチ | 作成日時：2015年10月27日 12時
