☆エイジ : 消毒 ページ32
(注) 今回のエイジくんは少し独占欲強めの彼氏です。苦手な方はUターンをおすすめします。
▽
夜中の1時を過ぎた。
シンデレラなんて靴が脱げてまで全力で戻ってきたって言うのに、Aとは連絡が付かず迎えにも行けない。
『約束、守れないんだ』
俺が呟いてすぐ、ガチャッと音を立てた玄関。
すぐさまそっちへ向かった。
？『あの、おじゃまします』
『誰ですか？』
？『Aと同級生のそらです』
『あっそう、Aおいで』
「ん、」
酔っているのか虚ろな表情で俺に近付いてくるAの腰を引き寄せた。
『送ってくれてどーも、じゃあ』
そ『A、また連絡して』
男はペコリとチャラいお辞儀をして、笑顔で帰って行った。
あいつ、同居してる俺をなんだと思ってんだ。
彼氏の前であんなこと普通言うかよ、てか呼び捨て。
『同窓会、男もいたんだ』
「そりゃあ、女子校じゃ無かった...から、」
いつもより派手な、ヒラヒラしたドレスで同窓会に参加したA。
何度も引き止めたけど、この服がいいの一点張りだった。
こんな露出した服、男が見逃すわけない。
だから早く帰って来いって言ったのに。
『時間過ぎてるけど』
「っ、ごめんなさい...」
玄関近くの壁に彼女を抑えつけた。
お酒で体力が奪われているのか、反抗力も弱々しい。
『言うこと聞けないの？』
「今日は...呑みすぎちゃって、でも、送ってくれたから、」
あいつか。名前名乗りやがって、名字言えや。
絶対Aのこと狙ってる。
『あいつだって、Aのことすぐ襲えるんだから』
「そらくんは...そんなことしないもん、」
あぁもう、腹立つ。
『A、お前マジ何も分かってない』
「なにが...っ？、ちょ、えいちゃん、？」
彼女の腕を掴み、寝室に連れて行く。
抵抗されるがそんなの関係ない、緩いドレスはすぐにはだけた。
「ね、やだよ...なにすんの...っ、！」
『あいつに触られたAの体、消毒すんだよ』
俺の胸を押して口付けを拒むAにムカついて、両手首をベットに沈めるように固定した。
『Aには俺だけだって教えてあげるから』
「っ、痛い...よ、離して...っ、」
涙を流す彼女の首筋に、紅い華を咲かせた。
『朝まで可愛がってあげるから』
抵抗するくせして求めてくる彼女が、堪らなく可愛い。
『愛してる』
彼女の体に俺の温もりを刻み込めば、ほら。
もう俺から離れられないでしょ？
△
〇そら、リク : あなたが眠れない時→←作者から : 更新について
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ゆちゃん(プロフ) - めろんぱんさん» ありがとうございます！励みになります！引き続く予定ですが、少し時間が空いてしまう事をご了承ください。。 (2018年8月26日 13時) (
レス) id: 28a469272e (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 本当にすごく面白い小説で、大好きです（ ; ; ）第2弾楽しみにしてます！ (2018年8月26日 1時) (レス) id: 0ae7433c54 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - ユメさん» 読んでいただいてありがとうございます( ; _ ; )そんな風に言っていただけて嬉しい限りです！少し時間を置いての第二弾となりますが、楽しみに待っていただけたら光栄です！ (2018年8月25日 17時) (レス) id: 28a469272e (このIDを非表示/違反報告)
ユメ(プロフ) - もう読み始めたら一気に最後まで読んじゃいました！ゆちゃんさんの作る話が全て私の好きな小説の感じで、次の話が毎日楽しみです！無理せず更新頑張ってください！楽しみにしてマス！ (2018年8月25日 17時) (レス) id: d3e1d985bc (このIDを非表示/違反報告)
ゆちゃん(プロフ) - 葵さん» ご意見ありがとうございます！わたしもお気に入りの作品なんです(*∩ω∩*)！強めに言われるの好きな女性、実は多いんじゃないかなぁって思ってるので(勝手に)。書いてて楽しかったです！今後ともよろしくお願いします(^O^) (2018年8月23日 14時) (レス) id: 28a469272e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆちゃん | 作成日時：2018年7月8日 20時
