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森｢ごめんね。社長に黙ってろって言われたからさ｣
｢なるほど？それで、ここまで来てステージに立つなというのは無理がありますよ。｣
立｢それは分かってるよ。ここで2択をやる｣
｢2択？｣
立｢今ここで、ステージを完全に降りて今日来たお客さんに料金の半分をお返しする。もう1つは、最後までやりきった上で即刻、アンコールは曲数を1曲に変更。その後ステージ終了後もう既に手配をお願いして裏に待機できるようにしてもらってる救急車に乗って病院へ行く。さぁ、どっちを選ぶ？｣
｢後者に決まってるじゃないですか。ここまでやってきたんです。説教なら終わってから病院で受けます。｣
立｢言ったな。説教は俺や潤くん、他のみんなが満足するまで受けてもらうぞ。いいな｣
｢はい。分かりました。｣
ス｢これ以上は伸ばせないです。行けますか？｣
チ｢行けるね？｣
｢ん、大丈夫。やりきって見せる。｣
｢次戻ってくる時はアンコール前です。よろしく｣
森｢無茶だけはしないで。楽しんできな｣
立｢ここで待ってるぞ。｣
｢はい！｣
─ステージ─
｢お待たせしました〜笑｣
ト｢遅いっすよ〜！笑｣
｢ごめんね〜笑でなんの話してたの？｣
ミ｢あー…恋バナ？です｣
｢このメンツで？えっ誰の？｣
サ｢Aさんの…｣
｢えっ私！？なんで！｣
ミ｢どんなプロポーズだったのかなぁって｣
｢やめな〜面白い話なんてないんだからw｣
ヒ｢でも、お客さんも興味津々でね？｣
客｢聞きたーい！！！｣
｢えぇ…聴いたところでもうすぎた話だって｣
ミ｢プロポーズの言葉だけでも教えてくださいよ！｣
｢なんの変哲もないですよ？隣にいて欲しいみたいな｣
客｢フゥー！！！｣
ト｢ガチで照れるのやめてもらっていいですか？笑｣
｢言わせたのあなた達でしょうが！！もう！次行く！｣
─アンコール後─
｢ありがとうございましたー！次は2週間後の東京1日目でお会いしましょう〜！ありがとうございましたー！｣
客👏👏👏
─ステージ袖─
｢終わった…良かった…ﾊｧﾊｧ｣
ステージ袖に戻ると既にそこには担架が用意されていた。
森｢A！｣
ミ｢Aさんっ！…体暑い、、ほんとにお疲れ様です｣
｢ありがとう。ごめんね、最後の最後で支えてもらっちゃって｣
ミ｢全然！とっても素敵でしたよ！一緒に今日も最後まで立ててほんとに嬉しかったです。ゆっくり休んでください。｣
｢ありがとう〜、ｹﾎｯ他のみんなも、また2週間後よろしく。｣
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作者名：なつき x他1人 | 作成日時：2023年10月10日 0時
