夫婦と親戚、人気声優達の話5 (ページ8)

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5日目ページ8

「ツアーも折り返しを超えて後半戦です！今日も怪我なく最後まで楽しみましょう！」

「スタッフの皆さんも後半戦よろしくお願いします！」

ス👏👏

「ツアー2023、５日目行きますよ！」

全員「「「「「「オー！！！！」」」」」

ツアーが始まってもうすでに5日目を迎えていた。

チ「バンド、ダンサーの皆さんスタンバイお願いします。」

「では、またステージで」

ト「お願いします」ヒ「待ってます！」ミ「よろしくお願いします！」サ「楽しみましょう！」

ス「Aさんも移動お願いします！」

「はい！行ってきます！！」

ーステージ下ー

「ん、けほっけほっ」

ス「大丈夫ですか？」

「あ、大丈夫です。痰絡んだだけなんで、水もらえます？」

メ「ねえ、やっぱ熱あるでしょ？」

「んー？そんなことないよ。リハやって体温上がってるだけじゃない？」

メ「本当に無茶だけはしないでよ」

「わかってるてばあ、心配性だなあ」

メ「あなたには前科がたくさんあるでしょっ！」

「大丈夫だよ。今回のツアーをこれ以上止めるわけにいかないんだから」

森「間に合った！」

「あれ、モリッチそんなに慌ててどうしたの？」

森「リハ見てて、思ったけど今日本調子じゃないね？」

「へ？」

森「ここまできて、中止にはしない。けど、ちゃんと適度なペース配分を忘れないで。」

「本当鋭いなあ。ん、気をつけるよ。いつも心配かけてごめんね」

森「珍しい、Aが素直だ。」

「ちょ、それは言わなくても良くない？」

森「まあ、ちゃんと何かあった時の対策は考えてるから前を見て突き進んできな。背中は任せなさい」

「大丈夫。心配はしてないよ。行ってきます。」

ー本番ー

「皆さんこんばんはー！！！AAです！今日は楽しんでいきましょうー！」

客「フウーーーーー！！！」

実を言うとリハの段階で、体調には違和感があった。それでも今回のツアーは私自身の事情で延期にしてきた。そんな中で始まったこのステージをもう止めたくなかった。

「盛り上がっていきますよ！！」

ステージに上がるとアドレナリンが出ているのもあって、体調に違和感があったことを忘れることが出来るくらい楽しかった。

ー衣装替えー

ス「マイクもらいます！」

メ「髪直すから、そこ座って」

「ﾊｱ、ﾊｱ・・・ドリンクください」

森「大丈夫ここまでとっても盛り上がってるよ。少し息整えて」

「・・・んありがと。ｹﾎ」

森「喉違和感ある・」