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「…そんな恥ずかしい話ここでしないでよ」
櫻「あっ起きた？」
悠「どう？体調は」
「まだ熱あってしんどいけど、運ばれた時よりはマシ…」
櫻「…分かってるな？」
「…まぁ…うん」
悠「毎度の事ながら無茶しすぎ。立花さんから連絡もらった時ほんとに心臓もたなかったからな」
櫻「俺もだよ。潤に現場で会った途端に頭下げられてほんと何事かと思った」
「社長…お2人にも改めて謝らないと、、けホッ」
悠「現場の調整は残りの東京公演が終わるまでどうにか終わらせたって。」
「あっほんとに…」
櫻「あっそういえば紀章くんが、今週末には来るって」
「本番前だもん…絶対リハには間に合わる」
悠「それならちゃんと寝て体力貯めないと。陽葵も今キッズスペースで神谷さんとすずさんと遊んでる」
「陽葵…私のこと覚えてる？」
悠「当たり前だろ？毎日、ママはすごい！ってお義母さん達に話してたんだぞ？」
櫻「俺にもママは頑張ってる！お手伝いしてあげて！って会う度に言ってきてたし」
「陽葵…優しい子に育ってる…」
コンコン)
神「話し終わったか？ってA起きてるじゃん」
鈴「あっほんまや。」
陽「ママっ！！」
「陽葵〜心配かけてごめんねぇ。もうちょっと待ってね。そしたら沢山遊べるから」
陽「ううん！ママが歌ってるの見るの好き！」
「ほんとに？……あっ神谷さんも、鈴村さんもありがとうございますっ」
鈴｢今回の件はさすがに俺も無視は出来ないな｣
神｢あれほど、体調不良の時は無理するなって言ってんのにまた無茶しやがって｣
｢うっ……｣
鈴｢今回ばかりは、先輩としても事務所のトップに経つ人間としてもうちの大切な所属タレントの家族を守る立場として、事務所の方には抗議の連絡をさせてもらった｣
｢えっ｣
神｢本人にこれだけ言っても聞かないんだ。最終手段だよ｣
櫻｢だからか、潤と立花くんに謝られたのは｣
中｢俺にも、菓子折り持って話しに来てくれてたな……｣
｢そんな大事になってるんですか……｣
鈴｢ほんとは東京公演も反対。その文書も書いた。けどな｣
｢…はい｣
鈴｢潤、立花くん揃って俺たちの前で頭下げて『Aの事を信じてやって欲しい。夢を、あの輝く空間で最っ高に笑顔な姿を見てあげて欲しい』って言ってきたんだ。｣
神｢あの時の2人の真剣さ。ただ者じゃなかった。｣
櫻｢そういえばあの後、81の社長にも抗議が来てたって言ってたな。｣
｢81の社長が？｣
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作者名：なつき x他1人 | 作成日時：2023年10月10日 0時
