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ト「こちらこそ。ゆっくり休んでください。」

ヒ「よく頑張った。またよろしく。」

立「お帰り。よくやり切ったな。衣装だけ脱いでこいそのまま病院行くには目立ちすぎる。」

「そうします。ケホッケホッ立花さん。」

立「ん?」

「信じてくれてありがとうございました。」

立「!!まだツアーは終わってない。お礼は東京最終日が終わってからにしろ」

「分かりました笑」

森「ほら、着替えるよ!」

「もう立てないや。肩貸してくれる?」

森「ハイハイ。ほんと無茶するんだから…」

「いつも心配かけちゃってごめんね〜」

立「あっ、説教のこと忘れるなよ。関係各所にはもう連絡済んでるからな。」

「ほんと仕事が早いことで。」

その後、衣装からリハ着に着替えて待機していた救急車で近くの総合病院に運ばれた。

3日ほどその病院で入院し、そのまま家近くの総合病院へ転院となった。

医「よくここまで無茶をしましたね?もう一歩間違えたら肺炎でした。」

「へへ、すいません…」

転院した先は、ずっとお世話になっている病院で先生にもめちゃくちゃ怒られた。

医「笑い事じゃないから!しばらく酸素マスクは外さないこと。いいね?」

「これ苦しいんですけど…どうにかなりませんか?」

医「無理。それないともっと苦しくなると思うのはもうわかってると思うけど?」

「だって邪魔なんですよ……。」

医「じゃあ鼻カニューレに付け替える?多少は締め付けなくなると思うけど」

「あっじゃあそれで。」

医「…まさかとは思うけど変えてすぐにライブの資料見ようとか考えてないよね?」

「…まさかァ、今ほんとにしんどいんですよ?」

医「いや、Aさんならやりかねないね。マネージャーさん達が資料持ってったはずだけど、どこに隠し持ってるの」

「持ってないですって〜」

医「まぁ、いいや。看護師さんの巡回増やして貰えるようお願いしとくんで。見つけたら即刻没収ね。」

「えー」

医「持ってないんでしょー?だったら問題ないじゃない」

「ぅ、たしかに…」

医「とにかく、熱が37.5に戻るまで仕事は禁止。資料も読まない!いいね?」

「分かりました…」

医「じゃぁ、鼻カニューレの用意するからちょっと寝てなさい。」

「分かりました……」

いつも何かあればお願いをしてる医師なだけあって、圧がすごい…

コンコン

悠「A〜って寝てるか…」

陽「ママっ」

悠「しーっ、ママはねんねしてるからな」

陽「しーっ」

悠「毎度、無茶する」

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作者名:なつき x他1人 | 作成日時:2023年10月10日 0時

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