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「ん、入ってきてた。」

孝『大丈夫。みんながいるよ。』

「うん、ありがとう。」

孝『あ、ちょっと待ってまだ時間ある?』

「あるけど、何かあった?」

神『あ、もしもし?A?』

「え、神谷さん?」

神『緊張してる?』

「そりゃまあ、してますね」

神『なら大丈夫だ。周りのことがしっかり見えてる。』

「そうなんですかね?」

神『今日まで頑張ってきたんだろ?それは陽葵ちゃんも中村くんも見てきてたんだ』


「ですね、二人にはたくさん迷惑かけちゃった。」

神『何言ってんだ。今目の前にいる中村くんすっごく優しそうな顔してるよ』

「え、悠一さんもいるんですか?」

神『だってここ松の現場だし』

「あ、そうなんですね!?」

悠『もしもし?』

「悠一さん、今回はほんとごめんね?家のことも陽葵のことも全部任せちゃって」

悠『何言ってんだ、今回一番大変だったのはAだろ?大丈夫今までやってきたこと信じて楽しんでこい』

「うん、ありがとう。陽葵に会いたいな」

悠『陽葵も、会いたがってたよ。毎日前回のライブDVD見せろって騒いでる』

「え、ほんとに?その動画ないの?」

悠『後で送っておくよ。あっちょっと待って、社長が話したそうにこっち見てる』

「社長?」

福「お疲れ、A』

「あ、お疲れ様です。あの、そっち今休憩中なんですか?」

福『そ、なんか機械の調子も悪いみたいでなちょっと長めの休憩中。』

「だからこんなにも交代で電話できてるんですね?」

福『そういうこと。これは社長として立花の伝言も含めて伝えるな』

「?なんです」

福『この数年、所属タレントの中で1番の努力家は間違いなくAだ。これは数値にも出てる。』

「え、はい、ありがとうございます。」

福『多分、今回のツアーでは吸収できることたくさんあると思う。だからこそ、事務所としての判断をここで伝えます。』

「なんですか?」

福『今回のツアー終了後、決まっているイベント、収録が全て完了次第、Aには事務所経営における副社長の立場をお願いしたいと思っている』

「えっ!!」

福『まだ仮の提案だからな。時間ある時にでも考えてみてくれ。』

「いきなりすぎますって!!」

森「A〜そろそろ衣装に着替えて!」

「今行きます!!」

福『もうそんな時間か。とりあえず楽しんでこい』

「あ、はい」

福『怪我には気をつけろよ』


孝『じゃあ、応援してるから。また話聞かせて』

「うん、ありがとう」

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作者名:なつき x他1人 | 作成日時:2023年10月10日 0時

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