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-皆好視点-
いったい何なの！
昼休みは赤也君と一緒にご飯を食べようと思ったのに断られるし
テニス部が集まってるだろう屋上に行って、先輩たちとだけでも一緒に！って思ったのにまた断られるし
それだけならまだしも、あの夜空とかいうのは何でいるのよ！
あそこにはあいつじゃなくって私がいるはずなのに！
…こうなったら、私がみんなの目を覚まさせるしかないわ
あいつが近くにいるからいけないのよ
早くあいつをみんなから遠ざけないと
でも、まずはみんなに私を認識してもらわないとね！
「頑張ってー！」
放課後、テニスコートの外から練習している部員を応援する
周りに女子生徒はたくさんいるけれど、みんな応援の声をかけない
そんな中で声が聞こえれば、嫌でも認識してくれるでしょ？
ほら、既に数人の部員がチラリとこっちを見てる！
この調子よ私！
「赤也くーん！かっこi」
「ちょっと、そこのあなた？」
「…なに？」
頑張って応援してたのにそれを遮られた
ジロリとそちらを見れば、数人の女子生徒が鋭い目つきで立っていた
多分先輩もいるだろうけど、そんなこと気にしない
「あなた、この前来た転入生でしょ？」
「そうだけどなに？」
「まあ、生意気な態度」
なにこいつら、ムカつく
「知らないようだから教えてあげるわ。男子テニス部の練習中は、邪魔になるような大声を出してはダメなの」
「は？ただ応援してるだけよ」
「それが邪魔だと言ってるの。うちの男子テニス部は強豪。たとえ練習であってもすごい集中力で気を抜かないの。そんな中、私達が大声で応援なんてしてたら練習の邪魔になるの」
「分かったかしら？新人さん」
「…そう、だから？」
「は？」
「だからなんだっていうの？そんなのあんた達の勝手な考えでしょう？私は私の思ったやり方でやらせてもらうわ」
そんなこと知ったことじゃない
どうせ、そのうちテニス部のみんなは私に夢中になって私を守ってくれるようになるの
どんなことを言われようとも、私の作戦は邪魔させないわ
「たとえ誰であっても邪魔させない。だって私がヒロインだもの」
「なに訳分かんないこと言ってるのよ！」
「分からなくて結構。ま、言っても一生分からないわ」
いきなり来た女子生徒たちのせいで応援する気も失せちゃった
今日のところは帰ることにして、女子生徒に対してｸｽﾘと笑ってその場を後にした
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アリア - 黒楼さん» 仕事……確かに忙しいですよね。ちょっとずつ頑張っていきましょう (2018年8月5日 22時) (
レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - アリアさん» ちょっと仕事が忙しくなってますね…。でも少しずつ進めてるので、そのうちぅpします！ (2018年8月5日 20時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - もしかして最近忙しい……？ (2018年8月5日 17時) (レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 黒楼さん» あー、有りかも。一途さん物静かだけど実はヤンデレとかwww (2018年8月3日 16時) (レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - アリアさん» 目が死.んでますよ、それwいや、ヤンデレも有りか…？ (2018年8月3日 6時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒楼 | 作成日時：2017年4月11日 13時
