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-切原視点-
やっと昼休み、授業中に抑えていた腹の虫が小さく鳴った
よし、昼飯だ！
？「あ、赤也君！」
「あ？」
弁当を掴んで走り出そうとした瞬間に声をかけられた
振り返った先には案の定、皆好の姿
「なんだよ」
皆「あのさ、一緒にお昼食べない？転校してすぐだから、一緒に食べる人いなくてぇ」
「何で俺なんだよ。その辺の女子に頼めよ」
皆「だって、席となりじゃん？」
「前後は女子だろ。それに、俺他の奴と食べるから」
しつけぇな、と思いながら教室を出た
イライラする気持ちを抑えながらA組の教室に向かい、迷うこと無く一つの席に向かう
「A！行こうぜ」
『ん』
Aは読んでいた本を閉じ、小さな手提げ袋を持って立ち上がった
あまり喋らないAの代わりに俺が喋りかけながら向かうのは屋上
本当は立入禁止になってんだけど、特別に男子テニス部レギュラー陣と、その許可を得た人だけが使用できることになってる
屋上に行けば既に他の先輩が揃っていた
幸「遅かったね、赤也」
「あいつに捕まったんスよぉ。もう、ウザくって」
仁「あぁ、昨日来てたぶりっこちゃんか。あれだけ言われて、よく諦めんのぉ」
「ほんとっスよ。さ、それより食べましょうよ！」
輪になっている先輩達に混ざって座る
ちなみに、俺の右側にジャッカル先輩、左側にA
Aの左側には部長が座っている
幸「いつも思うんだけど、Aはお昼それで足りるの？」
『はい、一応』
みんな弁当を開く中、きれいな三角形のおにぎり１個と小さな水筒だけのA
一緒にお昼を食べるようになってから毎日それしか食べていない
育ち盛りな上、朝夕と部活があるのだから心配するのも無理はない
「俺のおかず食えよ。夕方へばっちまうぞ？俺ならおにぎりだけじゃ絶対無理！」
『大丈夫。動けるから』
「ホントかよ？」
幸「はい、あーん」
断られて少しムスッとしていると、部長が卵焼きを箸でつまんで差し出していた
まさか食べるわけ無いだろと思った瞬間、Aはそれをパクリと食べた
「えぇ〜！？俺のは断っといて部長のは食うなんて！つーか羨ましい！」
『差し出されたら断るわけにもいかなくて。赤也君も幸村先輩に食べさせてもらえば？』
「羨ましいのはそっちじゃねぇ！」
『？』
Aは不思議そうに首を傾げていたが、俺は気にせず自分の弁当のおかずを口にかき込んだ
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アリア - 黒楼さん» 仕事……確かに忙しいですよね。ちょっとずつ頑張っていきましょう (2018年8月5日 22時) (
レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - アリアさん» ちょっと仕事が忙しくなってますね…。でも少しずつ進めてるので、そのうちぅpします！ (2018年8月5日 20時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - もしかして最近忙しい……？ (2018年8月5日 17時) (レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 黒楼さん» あー、有りかも。一途さん物静かだけど実はヤンデレとかwww (2018年8月3日 16時) (レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - アリアさん» 目が死.んでますよ、それwいや、ヤンデレも有りか…？ (2018年8月3日 6時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒楼 | 作成日時：2017年4月11日 13時
