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-切原視点-
昼休みの終わり頃、俺は気分が沈んだ状態で廊下を歩いていた
何故気分が沈んでいるのかと言うと、それは先輩達と昼飯を食べていた数十分前に遡る
幸《そうだ赤也。マネージャーの件だけど、夜空君の勧誘よろしく》
《え、俺っスか！？》
柳《ふむ…変に先輩の俺らが行くより、同学年の赤也が行く方が最適だな》
真《確かに。赤也、任せたぞ》
《うぇ〜…分かりましたよぅ》
そんな気はしてたけど、ほんとに任されるとは思わなかった
確かに同学年でクラスもそんな離れてねぇけど、昨日の今日で言われても俺にだって心の準備ってやつが…
何て一人呟きながらA組の教室に近づけば徐々に生徒が増えてくる
何だこの人混み…女子ばっかり
女生1「ほら、あの子だよ！」
女生2「窓際の子？」
女生1「そそ！すごい美少年！」
女生3「可愛い〜！あんな弟がほしい…」
女生4「こっち向いてくれないかなぁ〜」
ただ見て感想言うだけならどっか行けよ…
突っ立ってる訳にもいかず、少し苛つきながら女子達を押しのけて教室に入る
「あぁ、あい…つ…」
窓際の一番後ろ、席に座って本を読んでいる見慣れない横顔
同じ男の俺から見ても綺麗だと思った
『…なに？』
「えっ、あ…いや…」
こっちを見た夜空と目が合ってドキリとした
正面から見ると可愛い、かも
何だこれ、すげぇドキドキする
「あ、あのさ…ちょっと頼みがあんだけど」
『頼み？』
「…の前に、どっかの部活に入りたいとかあんの？」
『…特には』
「よっしゃ！じゃあさ、テニス部とかどう？あ、ちなみにマネージャーの方なんだけど」
『テニス部、マネージャー…』
提案すると何故か目線を外された
もしかして、運動系は苦手とか？
「あー…無理にとは言わねぇけどさ。他の奴らはみんな部活やってるし、夜空がやってくんねぇかなー…なんて」
『…まあ、いいよ』
「え、いいの？ほんとに？」
『うん』
少し考える時間があったけどやってくれるみたいだ
無表情で分かりづらいけど嫌々ではなさそうだ
『部長さんの名前教えて？』
「あぁ、幸村精市。3年の先輩」
『幸村先輩ね、分かった。今日の放課後行く』
「お、おう！じゃあ、よろしく！」
意外にあっさり受けてくれたことがあまりに嬉しくてつい走り去ってしまった
が、そこでふと気づいた
「あ…俺の名前言うの忘れた」
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アリア - 黒楼さん» 仕事……確かに忙しいですよね。ちょっとずつ頑張っていきましょう (2018年8月5日 22時) (
レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - アリアさん» ちょっと仕事が忙しくなってますね…。でも少しずつ進めてるので、そのうちぅpします！ (2018年8月5日 20時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - もしかして最近忙しい……？ (2018年8月5日 17時) (レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 黒楼さん» あー、有りかも。一途さん物静かだけど実はヤンデレとかwww (2018年8月3日 16時) (レス) id: 669a2abbdb (このIDを非表示/違反報告)
黒楼(プロフ) - アリアさん» 目が死.んでますよ、それwいや、ヤンデレも有りか…？ (2018年8月3日 6時) (レス) id: db04630d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒楼 | 作成日時：2017年4月11日 13時
