【名探偵コナン】トリップしたら一目惚れされる補正をつけられた【男主】

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コナン「それに、ポアロの場所を教えたのだってボクなんだから。ね、Aさん」

『まぁ、そうだね。強制連行だったけど』

コナン「安室さん、感謝しろよ」

安室「くっ…！」



ｻﾞｸｯとハムサンドを切る音がやたらと大きく聞こえた

わー、そのレタスシャキシャキですねー

まな板に包丁が刺さってるように見えるんだけど気のせいかなー？



安室「はい、お待たせしました！ハムサンドです！」

『っ…！いや、普通に美味しそう…！』



目の前に置かれたハムサンドを見て不覚にもときめいてしまった

盛り方といい断面といい、見た目は何もかも完璧なんだけど安室さんが作った物だし何が入っているか分からない


しかし何度も言うが俺の空腹はだいぶ前からピークに達している

そして食べ物にも罪はない

覚悟を決めるとハムサンドを一つ掴み、恐る恐る口へと運んだ



『っ、うま…！マジで美味しい…！』

安室「それは良かったです！」



パンはとても柔らかく、逆にレタスはﾊﾟﾘｯとしてて食感が良い

手早く作ったにも関わらず、各食材の温度が同じだから冷たいレタスが気になるなんて事もない

肝心の味だが、申し分ないどころかこのパンに塗られているソースがとてつもなく美味しい

ベースはマヨネーズだと思うんだけど、これは何か隠し味があるぞ

シンプルなハムサンドをここまで美味しく出来るなんて、安室さんに対する印象が少しだけ変わったかもしれない

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